
(画像=SBI証券)
| この記事は2026年4月30日にSBI証券で公開された「アナリスト注目の銘柄は?相場先読み!米株特集」を転載したものです。 掲載記事(最新版):アナリスト注目の銘柄は?相場先読み!米株特集 |
4月の米国株式市場は半導体を中心としたハイテク株をけん引役に反発を強める展開でした。ホルムズ海峡の封鎖は継続も、イランとの停戦を延長したことで戦争が長期化するとのワーストシナリオが遠のいたことがポジティブ材料視されました。VIX指数がイラン戦争前の水準まで落ち着き、S&P500指数やナスダックが史上最高値を更新しました。特に好調だったのは半導体株で、半導体の代表的な株価指数であるSOX指数は過去最長となる18日続伸を記録し、過去最高値も更新する場面がありました。4/29までのS&P500指数の11業種における月間セクターパフォーマンスは情報技術やコミュニケーション・サービス、一般消費財・サービスなどが上げて、エネルギーやヘルスケアなどが下げました。
また、堅調な米企業業績や経済指標も米株上昇をサポートしています。S&P500指数採用銘柄のうち245社が決算発表済みで、ポジティブサプライズ比率は約79%とヒストリカルにみても良好です。経済指標ではISM製造業景況指数や雇用統計(非農業部門雇用者数)、小売売上高などが市場予想を上回りました。一方、FOMC(米連邦公開市場委員会)では市場予想どおり政策金利は据え置きになりましたが、インフレへの警戒感も示され、米国の金融政策は難しいかじ取りが続きそうです。
5月の米国株は次の5点がポイントになると考えています。
①ホルムズ海峡が開放されるかどうか
②原油先物価格
③雇用統計(5月8日発表予定)
④CPI(同12日発表予定)
⑤エヌビディア(同20日予定)など半導体関連の決算発表(このほか、アドバンスト マイクロ デバイシズ:同5日予定、アーム ホールディングス ADR:同6日予定)
今回のコンテンツのテーマは「米株初心者向け NISAで検討したい優良配当株」です。SBI証券ではNISA成長投資枠を活用することで、米国株と対象のETFをNISAで取引することが可能です。米国株は四半期に1回の配当支払いの銘柄が多いのが魅力であるほか、当社の場合では現地支払日から通常1-2国内営業日後に支払われます。なお、NISA口座で買付している米国株式に支払われる配当金は、日本での税金のみ非課税となり、米国現地の税金については課税されますのでご留意ください。
また、配当銘柄は配当利回りの数値に目が行きがちですが、株価チャートを確認することも大事なポイントです。配当利回りが高い銘柄の中には、業績悪化などを背景に株価が下落傾向で52週安値水準にある銘柄も含まれる可能性があるため、この点は注意が必要です。米株初心者の方であれば、なるべく株価が上向きで配当利回りが例えば2%以上と高めの銘柄を選択してみることから始めてみましょう。これに加えて、増配傾向が続いていればなおベターです。
当コンテンツはBloombergデータ、各社資料、各種報道、当社Webサイトを基にSBI証券が作成
SBI証券 アナリスト注目銘柄
今回の5銘柄の選定ポイントは次の3点です。
1.S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄
2. 市場予想配当利回りが2%を上回る(4/29時点)
3.年初来パフォーマンスがプラス(同上)
1.AT&T(T) ・米通信サービス大手です。グラハム・ベル氏がおよそ150年前に電話機を開発したことが起源です。
・光ファイバー(ブロードバンド)と5G(ワイヤレス)に注力しています。光ファイバーの新規加入件数は8年連続で100万を超え、ポストペイド(後払い)の携帯新規加入件数は5年連続で150万を超えています。
・2026年1-3月期の株主還元は配当と自社株買いの合計で43億ドルを実施しました。米国株を代表する好配当銘柄の1つであり、ビジネスの安定性などから米株初心者の方でも投資を検討しやすいと考えられます。
1. S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄 2. 市場予想配当利回りは約4.3% 3.年初来パフォーマンスは約3.6%高
(画像=SBI証券)
2.シェブロン(CVX) ・世界最大級の総合エネルギー企業です。
・石油やガスの開発・生産から精製まで幅広く事業を展開しています。米国を代表する生産地の1つであるパーミアン盆地でも操業していて、目標としていた日量100万バレル(石油換算、平均)の生産を達成しました。
・100年以上前から進出しているベネズエラでは国営石油会社PDVSAと資産交換で合意し、今後のベネズエラにおける事業拡大が期待されます。
・39年連続の増配を発表し、株主還元に前向きと言えます。バークシャー ハサウェイが大株主の1社です。
1. S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄 2. 市場予想配当利回りは約3.7% 3.年初来パフォーマンスは約26.1%高
(画像=SBI証券)
3.ジョンソン & ジョンソン(JNJ) ・ヘルスケア領域における幅広い製品の研究・開発・製造・販売を行っています。
・医薬品と医療機器の2つのセグメントで事業展開し、年間売上高で10億ドルを超える製品・プラットフォームを数多く抱えています。医薬品はダラザレックス(骨髄腫治療薬)やステラーラ(乾癬治療薬)などが主力で、医療機器は外科や整形外科向け、コンタクトレンズなどがメインです。
・グローバルマーケットシェアでNo.1およびNo.2の製品で売上高の約75%を稼いでいます。また、過去5年に投入の製品が売上高のおよそ25%を占めるなど強いブランド力を背景とした成長と研究開発の成果が奏功していると言えそうです。
・64年連続の増配を発表し、株主還元に前向きと言えます。
1.S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄 2.市場予想配当利回りは約2.3% 3.年初来パフォーマンスは約9.8%高
(画像=SBI証券)
4.コカ-コーラ(KO) ・グローバルな大手飲料企業です。同社製品は200以上の国と地域で販売されています。
・炭酸飲料のコカ・コーラやスプライト、ファンタなどのほか、アクエリアスやジョージア、ミニッツメイドなど幅広いブランドで事業展開しています。世界トップクラスのブランド力や非アルコール飲料市場でのシェア拡大などを背景に、中長期的な成長が期待されます。
・64年連続の増配を発表し、株主還元に前向きと言えます。バークシャー ハサウェイが大株主の1社です。
1.S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄 2.市場予想配当利回りは約2.6% 3.年初来パフォーマンスは約12.8%高 
(画像=SBI証券)
5.ファイザー(PFE) ・研究開発型の世界的な製薬企業です。
・今後の成長要因として期待されるパイプラインが豊富で、2026年2月3日時点で100を超えています(フェーズ1試験が38、フェーズ2試験が30、フェーズ3試験が32など)。
・プライマリーケア領域のエリキュース(抗凝固薬)やスペシャリティケア領域のビンダケル(神経障害抑制薬)、がん領域のイブランス(乳がん治療薬)などが主力薬です。
・2025年に肥満症治療薬を手掛けるメッツェラ社を買収しました。肥満症治療薬市場は高い成長が期待される中、月1回投与型の試験を行っており、26年6月に詳細なデータが開示される見通しです。
1. S&P500クオリティ高配当指数採用銘柄 2.市場予想配当利回りは約6.5% 3.年初来パフォーマンスは約5.4%高 
(画像=SBI証券)
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