
「お金は将来の自分に投資するための資金にもなる」――2度目の金融セミナーを終え、小泉佳絃はそう語った。
191cmの長身を生かしたプレーを持ち味とするディフェンダー。青森山田高校時代には全国高校サッカー選手権優勝を経験し、明治大学進学後は年代別日本代表にも選出。2026年1月のU-23アジアカップでは準決勝で決勝点を挙げ、チームの優勝に貢献した。
3年生となった今季は、前期の大半を怪我で離脱しながらも、後期にチームへ復帰。10月27日にファーストパートナーズが開催した金融リテラシーセミナーでは、「貯める」から「将来のために活用する」へと、お金に対する意識の変化を実感したという。
本インタビューでは、セミナーでの学び、日頃の自己投資、怪我を経て得た成長、そしてプロへの決意に迫る。

【「貯める」から「将来のために活用する」へ】
-今回の金融セミナーを受けて、お金に対する考え方に変化はありましたか
前回参加したときは、漠然と「お金をうまく貯められればいいな」という感覚でした。
でも、今回改めて学んでみて、長期的に考えると、お金は将来の自分に投資するための資金にもなるのだと感じました。
資産運用などをうまく活用することで、自分自身に投資できるお金を増やすことにもつながるのかなと思います。前回よりも深く考えるようになりました。
-今回の学びを、これからどのように生かしていきたいですか
これまでは、株式や経済に関するニュース、新聞の記事などをあまり見る機会がありませんでした。
今回のセミナーを通じて、経済の動きと企業の関係を考える視点を学べたので、これからは日常的にニュースにも目を向けていきたいです。
企業のことを知るだけでなく、経済の動きがその企業にどう影響するのか、そういうところも意識して見ていきたいと思います。

【食事や体づくりも、競技人生のための「自己投資」】
-普段はどのようなことにお金を使うことが多いですか
自分への投資という意味では、体づくりに関することが多いです。
食事や栄養面はもちろん、パーソナルトレーニングなど、自分のコンディションを高めるためのことにお金を使っています。
-将来、プロサッカー選手になったときのお金の使い方については、どのように考えていますか
まだ具体的なイメージがあるわけではありません。
ただ、将来は家庭を持つこともあるかもしれませんし、自分自身は海外でプレーすることも目標にしています。
だからこそ、何かにすぐお金を使いたいというよりも、必要なときにしっかり使えるように、お金を大切にしていきたいと思っています。
【怪我を経て実感した、自身の成長】
-今シーズンは怪我による離脱もありました。現在のコンディションはいかがですか
前期は怪我の影響で、ほとんど試合に出られませんでした。
後期に入ってチームに復帰し、試合にも出場できるようになっています。自分のコンディションは良くなってきていると感じています。
怪我をしていた期間にもトレーニングを重ねてきたことで、体の動きやキレなど、以前より良くなった部分もあります。
-191cmという高さに加えて、ご自身の強みと、これから伸ばしていきたい部分を教えてください
スピードや運動量、対人能力は、自分の武器だと思っています。
ただ、サッカーはチームで戦うスポーツです。自分の力を発揮するだけでなく、周りの選手を動かしたり、うまく連携したりしながら、自分の武器を生かすことが大切だと感じています。
そこは、これからもっと成長させていきたい部分です。

【チームを引っ張る立場として、そしてプロの舞台へ】
-大学3年生となり、チーム内での役割や意識に変化はありますか
1年生の頃は、上級生についていこうという気持ちが強かったです。
3年生になって、自分たちがチームを引っ張らなければいけない立場になりました。ただ、まだ4年生についていこうとしている部分もあると感じています。
これからは、3年生の自分が4年生を引っ張るくらいの気持ちで取り組まなければいけないと思っています。
-今後の目標を教えてください
まずは、今の4年生と一緒に戦える残りの大会で結果を出し、笑顔で送り出したいです。
そして来年は、自分にとって大学最後のシーズンになります。明治大学で成長させてもらったことを、結果やプレーで恩返ししたいと思っています。
プロサッカー選手になること、そして将来的には海外でプレーすることも目指しています。
まずは目の前のチームでしっかり結果を残し、自分自身もさらに成長していきたいです。
〈プロフィール〉

小泉佳絃(こいずみ・かいと)選手
明治大学体育会サッカー部に所属する3年生DF。2005年4月19日生まれ、191cm・84kg。ウインズFC U-15から青森山田高校へ進み、2023年度全国高校サッカー選手権で優勝、優秀選手にも選ばれた。
2024年に日本高校選抜、2025年にU-22日本代表、2026年にU-21日本代表に選出され、U-23アジアカップ優勝に貢献。長身に加え、スピードや運動量、対人能力を武器とする。プロ入り、そして将来の海外でのプレーを目指し、日々研鑽を重ねている。
取材日:2026年10月27日
取材・編集:FPメディア/株式会社ファーストパートナーズ
