
(画像=SBI証券)
この記事は2025年3月27日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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4日ぶりに反落。テック株への売りが再開
3指数が4日ぶりに反落。マグニフィセントセブンなどの大型株を中心に、足元で買い戻しが進んでいたテック株が、再び売られた。また、夕方の記者会見でトランプ米大統領は、米国に輸入される自動車に対し25%の関税賦課を、4/2(水)から発動すると発表。時間外で、フォード(F)やゼネラル・モーターズ(GM)などの自動車株が売られた。
セクター別では、大型テック株が売られた影響で、情報技術とコミュニケーションサービスの下落率が大きかった。反面、生活必需品や公益などのディフェンシブセクターは上昇。
債券利回りは上昇(価格は下落)。FRBメンバーが、利下げに対し、慎重な姿勢をみせた。セントルイス地区連銀のムサレム総裁が、利下げを急ぐ必要はないと発言。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁も、関税による影響は不透明で、状況が明確になるまで、当面現状を維持すべきとの見方を示した。
ドルは、対円や対ユーロで上昇。自動車関税の発表を控え、先行き不透明感が嫌気される中、安全資産への逃避が発生した。
原油価格は反発。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計では、原油在庫とガソリン在庫がともに減少し、供給逼迫の見方が広がった。
個別株では、ディスカウントストア大手のダラー・ツリー(DLTR)が+3.1%。業績不振が続く低所得者向けのファミリーダラー事業を、資産運用会社の連合体に約10億ドルで売却することで合意に達した。
ゲームストップ(GME)が+11.7%の大幅高。バランスシートにビットコインを加える計画を、取締役会が承認したと発表した。
【3月27日(木)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
米実質GDP(10-12月期、確報値)
米新規失業保険申請件数(3月22日に終わる週)
米中古住宅販売成約(2月)
7年国債入札
リッチモンド連銀バーキン総裁が講演
■主な企業決算の発表
引け後:ルルレモン・アスレティカ(LULU)
~見通し~
米関税政策に関する先行き不透明感が上値抑制要因となるだろう。一方、大型テック株が再び売られたことで、押し目買いが入ることが期待される。
SBI証券 投資情報部 栗本奈緒実
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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