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<相場の読み筋>12月15日

相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年12月15日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月15日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>12月15日

 前週末12日の米国株式は、NYダウが前日比245.96ドル安の4万8458.05ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同398.686ポイント安の2万3195.169ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9399万株、ナスダック市場が73億4218万株だった。前日の通常取引終了後に決算を発表した半導体のブロードコムが、AI(人工知能)売上構成比が高くなるため利益率が低下するとしたことから下落。AI関連に対する先行き収益への懸念が台頭し、幅広い銘柄に売り圧力が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、マイクロン・テクノロジーズやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、インテルなどが値下がり率の上位に入っている。

 15日の東京株式は、反落後も弱含みの展開か。現地12日の米国株安を受けて、売り優勢スタートとなろう。心理的なフシ目の5万円が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の後半(前週末12日は155円64-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の後半(同182円70-74銭)と小動き。前週末12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス<6857.T>、レーザーテク<6920.T>、村田製<6981.T>などが、同12日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同12日の大阪取引所清算値比750円安の5万10円。

(イメージ写真提供:123RF)

FPメディア編集部

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