
(画像=株式新聞)
この記事は2025年7月18日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>7月18日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>7月18日 |
17日の米国株式は、NYダウが前日比229.71ドル高の4万4484.49ドルと続伸、ナスダック総合指数は同155.158ポイント高の2万885.649ポイントと4日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億673万株、ナスダック市場が90億2549万株だった。ナスダック総合指数は4日続けて終値ベースでの史上最高値を更新した。米6月小売売上高が前月比0.6%増となり、市場予想平均の同0.1%増を上回った。米週間の新規失業保険申請件数が季節調整済みで22万1000件と、同23万3000件よりも良好だった。堅調な経済指標を受け、米景気への過度な警戒感が後退した。NYダウ採用銘柄では、トラベラーズやウォルト・ディズニー、コカ・コーラなどが値上がり率の上位に入っている。
18日の東京株式は続伸後、上値の重い展開か。現地17日の米国株高を受け、買い先行スタートとなりそう。心理的なフシ目の4万円が意識されそうだが、手がかり材料に乏しいなか、3連休を控えた週末でもあることから、買い一巡後は利益確定売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(17日は148円72-74銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同172円37-41銭)と小動き。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ニデック<6594.T>、日産自<7201.T>、三住トラスト<8309.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比115円高の4万45円だった。
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