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<相場の読み筋>8月22日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年8月22日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>8月22日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>8月22日

 21日の米国株式は、NYダウが前日比152.81ドル安の4万4785.50ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同72.545ポイント安の2万1100.312ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9787万株、ナスダック市場が60億6717万株だった。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を22日に控え、模様眺めムードが広がるなか、軟調な展開となった。ウォルマートが25年5-7月の決算を発表し、1株利益が市場予想に届かず下落。NYダウ採用銘柄では、ウォルマートのほか、IBMやホーム・デポなどが値下がり率の上位に入っている。

 22日の東京株式は、堅調な展開となりそう。日経平均株価はきのう21日に3日続落となり、終値ベースで1100円を超える下落となった。また、25日移動平均線とのかい離率も18日の6.4%から2.7%まで縮小。短期的な過熱感が和らぎ、押し目買いが相場を支えるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(21日は147円58-59銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同172円04-08銭)と小動き。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、第一三共<4568.T>、日本製鉄<5401.T>、IHI<7013.T>などが、21日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比40円高の4万2650円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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