
(画像=株式新聞)
この記事は2025年9月25日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>9月25日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>9月25日 |
24日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比171.50ドル安の4万6121.28ドル、ナスダック総合指数が同75.619ポイント安の2万2497.855ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億590万株、ナスダック市場が80億4322万株だった。手がかり材料に乏しいなか、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、25日に週間の新規失業保険申請件数が、26日は8月PCE(個人消費支出)が発表されることもあり、手控えムードが広がった。NYダウ採用銘柄では、アムジェンやIBM、ゴールドマン・サックスなどが値下がり率の上位に入っている。
25日の東京株式は、しっかりした展開が続きそうだ。現地24日の米国株式は続落したものの、為替市場で、ドル・円が1ドル=148円台の後半(24日は148円04-06銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の後半(同174円50-54銭)と円安方向に振れている。円安を背景として輸出関連株が相場を支える格好となりそう。24日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、ニデック<6594.T>、アドバンテス<6857.T>、レーザーテク<6920.T>などが、24日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比45円安の4万5375円だった。
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