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<相場の読み筋>9月26日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年9月26日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>9月26日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>9月26日

 25日の米国株式は、3日続落した。NYダウが前日比173.96ドル安の4万5947.32ドル、ナスダック総合指数が同113.157ポイント安の2万2384.698ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9367万株、ナスダック市場が89億9235万株だった。米4-6月GDP(国内総生産)の確定値が季節調整済みの年率換算で前期比3.8%増となり、改定値の同3.3%増から上方修正された。また、週間の新規失業保険申請件数は21万8000件で、市場予想平均の23万3000件よりも良好だった。堅調な経済指標が続き、利下げ期待感後退する格好で、利益確定売りが優勢となった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、テスラやマイクロン・テクノロジーズ、アムジェンなどが下落した。

 26日の東京株式は、底堅い動きとなりそう。現地25日の米国株式が下落した動きを受け、軟調なスタートとなりそう。ただ、きのう25日には、売り先行後に上げ転換するなど相場つきは強いとみられ、しっかりした展開も見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(25日は148円81-83銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の後半(同174円61-65銭)と円安に振れており、輸出関連株には支えとなりそう。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で、信越化<4063.T>、武田薬<4502.T>、ダイキン<6367.T>などが、25日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比85円安の4万5375円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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