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<相場の読み筋>10月9日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年10月9日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>10月9日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>10月9日

 8日の米国株式は、NYダウが前日比1.20ドル安の4万6601.78ドルと小幅に3日続落、ナスダック総合指数は同255.015ポイント高の2万3043.378ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億4642万株、ナスダック市場が100億3256万株だった。現地8日、イーロン・マスク氏のAI(人工知能)スタートアップxAIの資金調達を、米半導体大手エヌビディアも支援すると報じられ、半導体関連を中心に物色された。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アドバンスド・マイクロ・デバイシズやマイクロン・テクノロジーズ、アーム・ホールディングスなどが上昇した。

 9日の東京株式は反発後、堅調な展開か。現地8日の米国株式市場で半導体関連が物色されたことを受け、日本株も同じように半導体関連を中心とした動きとなりそう。ただ、史上最高値近辺での値動きが続いているだけに、買い一巡後には、上値の重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の半ば(8日は152円56-58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=177円台の半ば(同177円43-47銭)と小動き。8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ENEOS<5020.T>、日本製鉄<5401.T>、IHI<7013.T>などが、8日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比365円高の4万8125円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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