
(画像=株式新聞)
| この記事は2025年10月23日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>10月23日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>10月23日 |
22日の米国株式は、NYダウが前日比334.33ドル安の4万6590.41ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同213.270ポイント安の2万2740.396ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億6619万株、ナスダック市場が121億7173万株だった。ロイター通信は同日、米国は中国のレアアース輸出規制への報復措置として、米国製ソフトウェアを搭載した製品の輸出規制を検討していると報じた。米中対立が警戒されリスク回避姿勢が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、ネットフリックスのほか、テキサス・インスツルメンツやアドバンスト・マイクロデバイセズなどが値下がり率の上位に入っている。
23日の東京株式は、軟調な展開が見込まれる。現地22日の米国株式が下落した流れを受け、売り優勢スタートとなろう。きのう22日の日経平均株価は、荒い値動きとなっていただけに、利益確定売りが強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の後半(22日は151円82-84銭)、ユーロ・円が1ユーロ=176円台の前半(同176円12-16銭)と小動き。22日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>、ソフバンG<9984.T>などが、22日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比490円安の4万8820円だった。
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