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<相場の読み筋>10月24日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年10月24日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>10月24日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>10月24日

 23日の米国株式は、NYダウが前日比144.20ドル高の4万6734.61ドルと反発、ナスダック総合指数は同201.402ポイント高の2万2941.798ポイントと3日ぶりに上昇して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億267万株、ナスダック市場が88億6516万株だった。米政府は同日、トランプ大統領が中国の習近平主席と30日に韓国で首脳会談を行うと発表。米中貿易摩擦への警戒感が後退し、半導体関連株を中心に上昇した。また、米国のロシア石油企業に対する経済制裁で原油価格が急伸、石油関連株も買われた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、ハネウェルやマイクロン・テクノロジー、アプライド・マテリアルズが値上がり率の上位に入っている。

 24日の東京株式は反発後、もみ合いか。現地23日の米国株高や、きのう大幅続落した反動から、買い優勢スタートとなろう。米国市場では、半導体関連株が上昇していることから、東京市場でも物色の対象となりそう。ただ、取引時間の後半には週末要因から模様眺めムードが広がり、伸び悩むことも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の半ば(23日は152円49-51銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=177円台の前半(同176円88-92銭)と円安方向にある。23日のADR(米国預託証券)は円換算値で日本製鉄<5401.T>、アドバンテス<6857.T>、太陽誘電<6976.T>などが、23日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比325円高の4万8995円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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