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<相場の読み筋>11月26日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年11月26日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>11月26日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>11月26日

 25日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前週末比664.18ドル高の4万7112.45ドル、ナスダック総合指数が同153.586ポイント高の2万3025.591ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億7684万株、ナスダック市場が76億4656万株だった。米9月小売売上高は季節調整済みで前月比0.2%増となり、市場予想平均の同0.4%増に届かなかった。個人消費の勢いが失速していると受け止められ、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ期待が強まった。NYダウは一時上げ幅を700ドル超に広げる場面もみられた。同指数の採用銘柄では、メルクやホーム・デポ、セールスフォースなどが値上がり率の上位に入っている。

 26日の東京株式は、続伸後も堅調な展開か。現地25日の米国株高を背景に、買い先行スタートが見込まれる。ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りが控えていることも予想され、停滞商状となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の後半(25日は156円62-64銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=180円台の半ば(同180円48-52銭)と小動き。対ドルでの円高で、輸出関連株には重しとなることもありそう。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日立<6501.T>、ソニーG<6758.T>、ソフバンG<9984.T>などが、25日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比545円高の4万9145円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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