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<相場の読み筋>12月22日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年12月22日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月22日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>12月22日

 前週末19日の米国株式は、続伸した。NYダウが前日比183.04ドル高の4万8134.89ドル、ナスダック総合指数が同301.259ポイント高の2万3307.620ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が39億5894万株、ナスダック市場が77億8024万株だった。トランプ政権が、エヌビディアのAI(人工知能)半導体「H200」について中国への輸出に向けた審査を開始したと報じられ、AI関連に見直しの動きが強まった。また、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げが来年も行われるとの見方も継続し支えとなった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、エヌビディアなどが買われた。

 22日の東京株式は、続伸後も堅調か。現地19日の米国株高を受け、前週末の強い地合いが継続するとみられ、買い先行スタートとなろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=157円台の後半(前週末19日は156円73-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の後半(同183円49-53銭)で推移。前週末よりも円安方向に振れていることを追い風に、輸出関連株を中心に相場を押し上げそうだ。前週末19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO<3436.T>、日立<6501.T>、アドバンテス<6857.T>などが、同19日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同19日の大阪取引所清算値比760円高の5万320円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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