
(画像=SBI証券)
この記事は2025年3月26日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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主要3指数揃って3日続伸。
3月25日(火)の米国株式市場は狭いレンジでのもみ合いとなり、引けは主要3指数ともプラスを確保した。4月2日(水)に発表される「相互関税」は2段階になるとトランプ大統領が発表、また、3月消費者信頼感指数が大きく低下したが、市場へのインパクトは限定的だった。
セクター別には、アルファベット A(GOOGL)、メタ プラットフォームズ A(META)、ネットフリックス(NFLX)などが上昇したコミュニケーションサービス、テスラ(TSLA)、アマゾン ドットコム(AMZN)が上昇した一般消費財・サービスの上昇率が大きい。
経済指標では、コンファレンスボードの3月消費者信頼感指数は、前月の100.1から92.9に低下、市場予想の94.0を下回って4年ぶりの低水準。トランプ関税に対する懸念や連邦政府職員のレイオフが連日ニュースになっていることが要因とみられる。2月新築住宅販売件数は前月比+1.8%と、前月の同-6.9%から回復した。
債券利回りは消費者信頼感指数が4年ぶりの低水準になったことを受けて低下した(価格は上昇)。金利低下を受けてドル指数は下落、ドル円は前日の150円台後半から149円台に下落した。原油価格はウクライナ情勢を背景とした供給不安が幾分和らぎ反落、金価格は3日ぶりに反発した。
個別株では、欧州の2月EV販売台数が前年比26.1%増と伸びる中、テスラ(TSLA)の2月欧州販売台数は同40.1%減と不振が確認された。ただ、1月も同様の不振であったことから、株価は前日の大幅高に続いて+3.4%
【3月26日(水)の米国市場】
主な経済イベント:米耐久財受注(2月)、5年国債入札
主な企業イベント:なし
~見通し~
引き続きトランプ大統領の関税に関する発言が注目されよう。S&P500指数は200日移動平均線に差し掛かっており、上値抵抗が想定される。
SBI証券 投資情報部 榮 聡
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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