
(画像=SBI証券)
この記事は2025年4月28日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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4日続伸。テスラや好業績のアルファベットなど一部テック株が上昇をけん引
4日続伸。一部大型テック株が上昇をけん引し、ナスダックの上昇率が大きかった。
23日(水)、テスラ(TSLA)のイーロン・マスクCEOが来月からトランプ政権に充てる時間を大幅に減らし、同社の経営に時間を割くと発言。業績改善期待による買いが継続し、テスラ(TSLA)が9.8%超の大幅高。
24日(木)の引け後に行われた決算内容が好感されたアルファベット(GOOGL)も上昇し、全体の株価を押し上げた。
経済指標では、4月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)が52.2と、速報値や事前の市場予想を上振れたものの、1970年代の統計開始以来、歴史的な水準まで低下。5-10年先の期待インフレ率は速報値と同じ4.4%と1991年以来の高水準をつけ、トランプ関税への懸念を反映した形となった。
セクター別では、一般消費財と情報技術の上昇率が大きかった。シクリカルの素材や金融は下落。
債券利回りは低下(価格は上昇)。トランプ関税発動以降の「米国売り」センチメントが一服した。同様に、ドルが主要通貨に対し上昇。反面、安全資産として選好されていた金が下落。
原油価格は材料に欠け、方向感の乏しい展開の中、小幅続伸。
個別株では、24日(木)引け後に決算発表を行ったアルファベット(GOOGL)が+1.7%。1-3月期の純利益が四半期として過去最高となった。生成AIの活用が寄与し、広告収入が堅調だった。
半導体のインテル(INTC)が-6.7%。24日(木)引け後に行われた決算発表では、1‐3月期純損失が前年同期から約2.2倍に拡大した。
【4月28日(月)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
なし
■主な企業決算の発表
なし
~見通し~
経済指標や、主力企業の決算発表がなく材料に欠ける。米中貿易交渉の進展に関する発言や報道等が意識される展開が予想される。SBI証券 投資情報部 栗本奈緒実
主要株価指数

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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