
(画像=SBI証券)
この記事は2025年6月16日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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中東リスクが原油と金を押し上げ、株式市場に重し
イスラエルによるイラン核施設への攻撃に対してイランが報復措置に出たと伝わり、紛争激化への懸念が高まった。株が反落した半面、原油が大幅に上昇し、金は最高値付近で推移した。中東情勢を踏まえた旅行需要の減速や原油高の業績への影響が懸念され、航空株と旅行関連銘柄が急落した一方、エネルギー銘柄と防衛関連株は上昇した。
13日にミシガン大学が発表した6月の米消費者態度指数(速報値)は60.5と予想(54.0)を上回り、5月(確報値52.2)から改善。指数が改善したのは6カ月ぶり。
業種指数はエネルギーを除き下落。
個別株式では、ユナイテッド航空ホールディングス(UAL)が-4.4%、旅行関連会社のバイキング・ホールディングス(VIK)は-2.5%と下げた。一方で、軍需や航空・防衛株のロッキード・マーチン(LMT)が+3.7%上昇し、RTX(RTX)は+3.3%上昇した。
原油先物相場は大幅に上昇。前営業日比4.94ドル高の1バレル=72.98ドル。原油の供給混乱が懸念され、一時77.00ドル台をつけた。金先物相場は3日続伸。前営業日比50.40ドル高の1トロイオンス=3452.80ドル。地政学リスクが意識され、投資家のリスクオフの動きが強まった。
米国債は反落(利回りは上昇)。原油価格の急伸でインフレ懸念が再燃し、売り優勢。円相場は3日ぶりに反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=144円05~15銭で取引を終えた。
【6月16日(月)の米国市場】
・米ニューヨーク連銀製造業景況指数(6月)
・20年国債入札
主な企業決算の発表
なし
~見通し~
中東情勢は不透明であり、FOMCを前にボラティリティの高い展開が予想される 。
SBI証券 投資情報部 植田 雄也
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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