
(画像=SBI証券)
この記事は2025年8月12日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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CPIを控え様子見、米中関税休戦を90日延長
8月11日(月)の米国株式市場では、主要3指数は下落。12日に7月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるのを控え、様子見の投資家が多かった。一方、トランプ米大統領が中国に対する関税措置の停止を90日間延長する大統領令に署名したと11日に伝わった。
セクター別(全11業種)では、8業種が下落。エネルギーと不動産が安く、生活必需品と一般消費財・サービスが高い。
個別株では、マイクロン・テクノロジー(MU)はAI需要による主力製品の価格改善を受けて6-8月期の業績見通しを上方修正し、4.1%上昇。インテル(INTC)はCEOがトランプ大統領と会談すると伝わり、3.5%上昇(時間外でさらに上昇した)。一方、エヌビディア(NVDA)とアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は中国へのAI半導体販売についてその15%を米政府に支払うことで合意と報じられ、いずれも小幅安で引けた。
原油先物相場は小幅に上昇。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前週末比0.08ドル(0.1%)高の1バレル63.96ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに大幅に反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比86.6ドル(2.5%)安の1トロイオンス3,404.7ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前週末と同じ4.28%で引けた。ドル指数は反発、11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前週末比40銭円安・ドル高の1ドル=148円10〜20銭で取引を終えた。
【8月12日(火)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
★米CPI(7月)
米NFIB中小企業楽観指数(7月)
米財政収支(7月)
主な企業決算の発表:
寄り前
シー(SE)、サークル インターネット グループ(CRCL)、ポニー AI ADR(PONY)
引け後
コアウィーブ(CRWV)、カバ グループ(CAVA)、リゲッティ コンピューティング(RGTI)
~見通し~
CPIの数字が予想外となった場合、市場は過剰に反応する可能性がある。特に予想を大きく上回る数字が示された場合は、来月の利下げも見送られるとの観測が広がるだろう。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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