(画像=SBI証券)

この記事は2025年8月18日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版)：Daily米株速報 毎営業日午前更新予定

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バークシャー取得でユナイテッドヘルスが急騰、半導体株に売り

8月15日(金)の米国株式市場では、主要3指数はまちまち。ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイによる株取得が明らかになったユナイテッドヘルス・グループが大幅に上昇し、ダウ平均は昨年12月に付けた過去最高値を上回る場面があった。一方、半導体を中心に一部ハイテク株が売られ、指数の重荷となった。

経済指標では、朝8時半に発表された7月の小売売上高は前月比0.5%増と、市場予想と一致した。同時刻に発表された8月のNY連銀製造業景況指数は市場予想に反して前回から大きく改善した。7月の輸入物価は前月比0.4%増と、市場予想を上回った。9時15分に発表された7月の鉱工業生産は前月比0.1%減と、市場予想以上に悪化した。10時に発表された8月のミシガン大学消費者マインド指数は市場予想に反して前回から低下した。1年先と5年先の予想インフレ率はいずれも前回から上昇した。

セクター別(全11業種)では、7業種が下落。金融と情報技術が安く、ヘルスケアと不動産が高い。

個別株では、上述のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は12.0％急騰。セールスフォース(CRM)はアナリストの投資判断の引き上げを受け、3.9％高。インテル(INTC)はトランプ政権が同社株取得にチップス法の資金活用を検討していると伝わり、2.9%上昇。一方、前日引け後に決算を発表したアプライド・マテリアルズ(AMAT)は8-10月期の業績見通しが市場予想を下回り、14.1%急落。

原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比1.16ドル(1.8%)安の1バレル62.80ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は小幅に続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比0.6ドル安の1トロイオンス3,382.6ドルで取引を終えた。

米10年物国債利回りは前日比0.03%ポイント高い(価格は安い)4.32%で引けた。ドル指数は反落、15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=147円15〜25銭で取引を終えた。

【8月18日(月)の米国市場】

主な経済指標・イベント：
なし

主な企業決算の発表：
引け後
パロ アルト ネットワークス(PANW)

～見通し～
消費は底堅さを示した一方、インフレと労働市場の動向について、引き続き注目する必要があるだろう。
SBI証券　 投資情報部　潘　碩朋

主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500ｾｸﾀｰ別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。

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