
(画像=SBI証券)
この記事は2025年8月20日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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大型ハイテクに売り、セクターローテーションが目立つ
8月19日(火)の米国株式市場では、主要3指数はまちまち。ハイテク株を中心に持ち高調整の売りが広がり、相場の重荷となった。一方、ディフェンシブ株の一角に買いが入り、指数を支えた。
経済指標では、朝8時半に発表された7月の住宅着工件数は市場予想に反して前回から増加した。一方、建設許可件数は前回から減少し、市場予想を下回った。
セクター別(全11業種)では、7業種が上昇。不動産と公益事業が高く、情報技術とコミュニケーションサービスが安い。
個別株では、寄り前に決算を発表したホームデポ(HD)は既存店売上高の改善が好感され、3.2%上昇。インテル(INTC)はトランプ政権による約10%出資やソフトバンクGによる20億ドルの出資計画が材料視され、7.0%上昇。前日引け後に市場予想を上回る決算と通期見通しを発表したパロ・アルト・ネットワークス(PANW)は3.1%上昇。
原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比1.07ドル(1.7%)安の1バレル62.35ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は4日続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比19.3ドル(0.6%)安の1トロイオンス3,358.7ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前日比0.03%ポイント低い(価格は高い)4.30%で引けた。ドル指数は続伸、19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭の円高・ドル安の1ドル=147円65〜75銭で取引を終えた。
【8月20日(水)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
米FOMC議事録(7月開催分)
米20年国債入札
主な企業決算の発表:
寄り前
TJXカンパニー(TJX)、ロウズ カンパニーズ(LOW)、アナログ デバイセズ(ADI)、ターゲット(TGT)、エスティ ローダー A(EL)、百度(バイドゥ) A ADR(BIDU)、フツ ホールディングス ADR(FUTU)
~見通し~
ジャクソンホール会合に注目が集まっている中、セクターローションに加えハイテク株の高値警戒感も目立っている。一部割高感のある銘柄に売り圧力がさらに強まる可能性がある。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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