
(画像=SBI証券)
この記事は2025年8月25日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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ダウ平均が最高値更新、政策変更への期待感増す
米主要3指数はそろって急伸。ダウ平均は史上最高値を更新した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予想外にハト派的と受け止められ、利下げ観測が一段と強まった。議長はインフレの完全な収束を待たずとも、雇用環境の悪化を防ぐために利下げに踏み切る可能性を示唆し、投資家の間では早期の政策変更への期待が高まった。
セクター別(全11業種)では、10業種が上昇。一般消費財・サービスとエネルギーが高い。
個別株では米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA)が6.2%高となり、上昇を主導。半導体大手インテル(INTC)が5.5%高。トランプ米大統領は22日、米政府が同社の株式10%を取得すると明らかにした。コインベース (COIN)は 6.5%高と急騰。パウエル議長の演説後、仮想通貨関連株に買いが集まった。
原油先物相場は小幅続伸の前日比0.14ドル高の1バレル=63.6ドル。金先物相場は大幅反発。前営業日比36.9ドル高の1トロイオンス=3418.5ドル。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味の回復や、ドル建て金価格の割安感が支援となり相場を押し上げた。
米国債は上昇(利回りは低下)。市場は9月FOMCでの0.25ポイント利下げを約85%の確率として織り込んだ。円相場は反発し、前日比1円50銭の円高・ドル安の1ドル=146円85~95銭で取引を終えた。日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りが進んだ。
【8月25日(月)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
・米新築住宅販売件数(7月)
主な企業決算の発表:
・なし
~見通し~
27日の引け後に発表されるエヌビディアの決算に注目が集まる。バリュエーションの高さに警戒を寄せる声もある中、同社の現在の予想PERは約40倍と、過去5年平均の39倍とほぼ同水準。同社の決算がハイテクバブルでないことの裏付けとなるか、市場の熱狂が本物か見定めていく必要がある。
SBI証券 投資情報部 植田 雄也
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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