
(画像=SBI証券)
この記事は2025年8月26日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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重要なインフレ指標の発表を控え、利下げを巡る楽観ムード後退
8月25日(月)の米国株式市場では、主要3指数は反落。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前週末22日の講演で9月利下げに道を開いたが、市場ではその後の利下げペースに対して懐疑的な見方がくすぶっている。重要なインフレ指標の発表を週内に控え、利下げを巡る楽観ムードが後退した。
経済指標では、朝8時に発表された7月の住宅建設許可件数は前回から低下したが、市場予想を上回った。10時に発表された7月の新築住宅販売件数も市場予想ほど悪くなかった。
セクター別(全11業種)では、9業種が下落。生活必需品とヘルスケアが安く、コミュニケーションサービスとエネルギーのみが高い。
個別株では、寄り前に市場予想を上回る決算を発表した中国格安通販のPDD ホールディングス ADR(PDD)は0.9%上昇。一方、鉄道のCSX(CSX)はウォーレン・バフェット氏が同社買収の意図はないと示唆したことを受け、5.1%下落。引け後、S&P500指数に採用されると伝わったインタラクティブ ブローカーズ グループ A(IBKR)は時間外で上昇した。
原油先物相場は3日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前週末比1.14ドル(1.8%)高の1バレル64.80ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク金先物相場は小幅に反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比1.0ドル安の1トロイオンス3,417.5ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前週末比0.02%ポイント高い(価格は安い)4.27%で引けた。ドル指数は反発、25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比85銭円安・ドル高の1ドル=147円70〜80銭で取引を終えた。
【8月26日(火)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
米耐久財受注(7月)
米CB消費者信頼感指数(8月)
米2年国債入札
主な企業決算の発表:
引け後
モンゴDB(MDB)、オクタ A(OKTA)
~見通し~
下げ基調が続いていた先週の株式市場は、パウエル議長が利下げにゴーサインを出したことでプラス圏に浮上して終えたが、今後はFRBがどれほど積極的に利下げを進めるかに焦点は移るだろう。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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