
(画像=SBI証券)
この記事は2025年9月19日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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利下げでリスク選好、主要3指数がそろって最高値更新
9月18日(木)の米国株式市場では、主要3指数は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げが企業業績を押し上げるとの見方が広がった。投資家のリスク選好が強まり、主要3指数は最高値を更新した。前日に下げが目立ったハイテク株や半導体株を中心に買いが集まった。
経済指標では、朝8時半に発表された先週の新規失業保険申請件数は23.1万件と、前回から市場予想以上に減少した。継続受給者数は192.0万人と、市場予想に反して前回から低下した。同時刻に発表された9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は23.2と、前回から市場予想以上に大きく改善した。個別項目では「新規受注」や「出荷」が上昇した。一方、「支払価格」や「受取価格」は減速した。
セクター別(全11業種)では、7業種が上昇。情報技術と資本財・サービスが高く、生活必需品と一般消費財・サービスが安い。
個別株では、インテル(INTC)が22.8%急騰。エヌビディアから50億ドルの出資を受け、共同でデータセンター向けとパソコン向けの半導体を設計・製造すると18日朝に発表した。エヌビディア(NVDA)も3.5%上昇。パランティア テクノロジーズ A(PLTR)は英国防省と新たな契約を締結するほか、2030年までに総額15億ポンドの対英投資を実施する方針と伝わり、5.1%上昇。アルファベット A(GOOGL)が1.0%上昇。中国当局がグーグルのOS「アンドロイド」を巡る独占禁止法の調査を打ち切る決定を下したと伝わった。クラウド・ストライク・ホールディングス A(CRWD)はカンファレンスで示した業績見通しが好感されたほか、アナリストの目標株価の引き上げを受け、12.8%急騰。ノボノルディスク ADR(NVO)は糖尿病治療薬「オゼンピック」がイーライ リリィの競合薬「デュラグルチド」と比べ、2型糖尿病と心血管疾患を併発している患者の心臓発作・脳卒中・死亡のリスクを23%低下させたと発表し、6.3%上昇。一方、寄り前に決算を発表したダーデン レストランツ(DRI)は1株利益の実績とガイダンスがともに市場予想を下回り、7.7%下落。引け後、決算を発表したフェデックス(FDX)は通期利益見通しの公表を再開した他、小包需要回復示唆で時間外で上昇した。一方、レナー A(LEN)は第4四半期の出荷予想が市場予想を下回り、時間外で下落した。
原油先物相場は続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比0.48ドル(0.7%)安の1バレル63.57ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比39.5ドル(1.1%)安の1トロイオンス3,678.3ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前日比0.02%ポイント高い(価格は安い)4.10%で引けた。ドル指数は続伸、18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円05銭円安・ドル高の1ドル=147円95銭〜148円05銭で取引を終えた。
【9月19日(金)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
なし
主な企業決算の発表:
なし
~見通し~
利下げ再開を受け、今後中小型株がアウトパフォームになることが期待されるだろう。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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