
(画像=SBI証券)
この記事は2025年9月29日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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4日ぶり反発、年2回利下げ期待維持
主要3指数は揃って4日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)による年内2回の利下げ期待が維持されたことで、買い戻しが優勢。注目された8月の個人消費支出(PCE)統計が市場予想通りの伸びにとどまった。加えて、個人所得(前月比)・個人支出(同)に関しては市場予想を上回る数値となり、個人消費の底堅さが意識された。
経済指標に関して、8月のPCE価格指数では、食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比0.2%上昇、前年同月比2.9%上昇と、いずれも市場予想に一致。
セクター別(全11業種)では、生活必需品以外の10業種が上昇。公益事業と一般消費財・サービスが高い。
個別株ではインテル(INTC)が4.4%上昇。複数社からの同社への出資報道を受けて続伸。ボーイング(BA)が3.6%上昇。米連邦航空局(FAA)が主力小型機「737MAX」の出荷時の制限を緩和すると伝わった。米国トラックメーカーのパッカー(PCAR)が5.1%上昇。10月1日から大型トラック輸入に25%の関税を付加するとのトランプ大統領による25日の発表を受け、競争優位性が高まると受け止められて買われた。
原油先物相場は反発。前営業日比0.7ドル高い1バレル=65.7ドル。金先物相場は続伸。前営業日比37.9ドル高の1トロイオンス=3809.0ドル。利下げ観測で金の投資妙味が高まり買われた。
米国債(長期債)は横ばい。円相場は反発。前日比30銭円高・ドル安の1ドル=149円45~55銭で取引を終えた。
【9月29日(月)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
・米クリーブランド連銀総裁、パネル討論会に参加(フランクフルト)
・米アトランタ連銀総裁、デルタCEOとの対談で司会
・イスラエル首相、トランプ米大統領と会談(ホワイトハウス)
・米中古住宅販売成約指数 (8月)
主な企業決算の発表:
なし
~見通し~
10月3日(金)に発表される9月の非農業部門雇用者数は前月比5万人増(Bloombergコンセンサス)と、8月の2万2,000人増を上回る見込み。失業率は4.3%(同)と約4年ぶりの高水準で横ばいとなる見通し。
SBI証券 投資情報部 植田 雄也
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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