
(画像=SBI証券)
この記事は2024年12月20日にSBI証券で公開された「投信はつみのNISAメニュー 2024年12月 ~中リスク 10年好成績ファンドは?~」を転載したものです。 掲載記事:投信はつみのNISAメニュー 2024年12月 ~中リスク 10年好成績ファンドは?~ |
投信はつみです。2024年もあと1週間ちょっとになってきました。世間はキラキラのクリスマスモード、年末モードになっていますが、皆さん、新NISAでの投資成績はいかがだったでしょうか? 私は新NISAで始めた一部のファンドについては夏場の基準価額下落が大きかったため、一時的に評価損が大きくなってハラハラしましたが、その後はしっかりとプラス評価となったため、つみたて投資を続けて良かったと思っています。今月もNISA・成長投資枠で検討してみたい好成績ファンド、NISAメニューをご紹介します。
過去のNISAメニューはバックナンバーを見てもらえると嬉しいです!
今回はリスクが中位のファンド、言い換えるとリスクが高いファンドと比較してハラハラすることが少なめと考えられる長期好成績ファンドをご紹介します。ハラハラ少なめのファンドを探すには、ウエルスアドバイザーのリスクメジャーが参考になります。リスクメジャーとは、基準価額の変動をリスクと捉えた「標準偏差」が、全ファンドの中でどの程度の水準にあるかを示した値です。1(低)から5(高)まであり、価格変動をよほど好む投資家でない限り、リスクメジャーは低いほど良いことになります。
リスクメジャー3(中)以下の中から長期10年で好成績のNISA・成長投資枠対象ファンド15本を一覧にしてみました(図表1)。リスクが低くてリターンが高いというファンドは残念ながら存在しないため、全てリスクメジャーが3(中)=中リスクとなっている10年好成績ファンドとなりました。NISAは利益が出た際の税制上のメリットが大きくなるため、ハラハラは多少あってもリターンを求めるべきではないかと思いました。
15ファンドをカテゴリー別で見ると、国内株式が9、国際株式・北米が3、国際株式・グローバル(含む日本/除く日本)が3となりました。為替リスクが無いといえる国内株式が多くなり、国際株式では配当に着目したファンドが多くなりました。また、「長期投資×好実績」のSBIセレクトのファンドが6本となりました(SBIセレクトの詳細はこちら)。
2025年からの成長投資枠を使って、新たなファンドへの投資を検討されている方もいらしゃるのではないかと思います。
リスクは中程度でハラハラを少なめにして、ある程度のリターンを狙うなら、これらのメニュー(ファンド)への分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。
図表1 NISA・成長投資枠 リスクメジャー3(中)以下の10年リターンランキング

※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成
※NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い、販売停止を除く)で、リスクメジャー3(中)以下のアクティブファンドを10年リターン順に表示(2024年11月末基準
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
(画像=SBI証券)
【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。
⚠免責事項・注意事項 ・本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても株式会社ファーストパートナーズ及び株式会社SBI証券(情報発信元を含む)は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。 重要な開示事項(利益相反関係等)について 投資情報の免責事項 【投資信託に関するご注意事項】 ・投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。 ・ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。 【手数料等及びリスク情報について】 SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、商品先物取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。 |