
(画像=SBI証券)
| この記事は2026年7月22日にSBI証券で公開された「ガチャガチャ・カプセルトイ関連銘柄 2026年は推し活も投資テーマ!?」を転載したものです。 掲載記事:ガチャガチャ・カプセルトイ関連銘柄 2026年は推し活も投資テーマ!? |

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当ページの内容につきましては、SBI証券 投資情報部長 鈴木による動画での詳しい解説も行っております。東証グロース市場・スタンダード市場の中小型株を中心に、好業績が期待される銘柄や、投資家の皆様が気になる話題についてわかりやすくお伝えします。
ガチャガチャ・カプセルトイ関連銘柄 2026年は推し活も投資テーマ!?
今回のテーマは「カプセルトイ」です。
カプセルトイは「ガチャガチャ」や「ガチャポン」などの名前でも親しまれる玩具自動販売機です。
ハンドルを回して、どんなアイテムが出てくるかわからないワクワク感があり、子どもから大人まで幅広く利用されています。
一般社団法人日本カプセルトイ協会の調査によると、製造元出荷ベースで2025年度のカプセルトイの市場規模は約1,960億円で前年度比39%増加しています。推し活や平成リバイバル、インバウンド向け人気アニメグッズなどがカプセルトイの売上をけん引しているとみられています。
2026年はAI・半導体関連銘柄が相場をけん引してきたといえますが、設備投資による供給過多、短期的な上昇による過熱感など、AI・半導体関連銘柄に関しては懸念材料も増えてきたと思われます。
そこで、隠れた投資テーマとして、「カプセルトイ」関連銘柄を探ってみました。
【スクリーニング条件】
1.時価総額5,000億円未満
2.各種資料・報道などから、「カプセルトイ」と関連性があるとみられること
3.前期純利益が黒字
4.取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄を除く
※図表の銘柄は上記の条件をすべて満たしています。
※掲載の順番は銘柄コード順です。
【銘柄一覧】ガチャガチャ・カプセルトイ関連銘柄 2026年は推し活も投資テーマ!?

※Quickデータ、会社公表データ、各種報道等をもとにSBI証券が作成。
※銘柄名のカッコ内の数字は決算月を記載。
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一部掲載銘柄を詳細に解説!
ハピネット(7552)
★日足チャート(6か月)

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★業績推移(百万円)

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◎バンダイナムコホールディングスの関連企業~主力は「玩具事業」
エンタテインメント分野の総合商社大手で、メーカーと販売店をつなぐ中間流通を担っています。玩具大手のバンダイナムコホールディングス(7832)が同社株式の26%を保有する筆頭株主(2026年3月末時点)です。
「玩具事業」が売上高構成比43.8%(2026年3月期)を占める主力事業です。玩具市場の中間流通で市場シェアは約30%(『2025年3月期 統合報告書』)を占めています。世界的人気の「ポケモンカードゲーム」、人気上昇中の「ONE PIECE カードゲーム」などのトレーディングカード、コンビニエンスストア向けの「一番くじ」などを取り扱っています。そのほか、「映像音楽事業」、「ビデオゲーム事業」、カプセル玩具を取り扱う「アミューズメント事業」を展開しています。
2021年3月期から2026年3月期まで6期連続で増収・増益(営業利益・経常利益・純利益の各利益項目が増益)となっており、業績は好調です。2027年3月期も売上高4,500億円(前期比2.5%増)、営業利益158億円(同1.3%増)と連続増収増益を目指します。配当性向は40%を目途としています。2027年3月期は未定ですが、日経予想の1株当たり配当金95円・7/21終値3,165円から計算される予想配当利回りは3.0%です。株主優待制度も実施中(例年3月)です。
◎流通シェア約60%の「アミューズメント事業」が利益をけん引
「アミューズメント事業」は売上高(2026年3月期)の14.9%ですが、ここにきて増益が続く成長事業です。カプセルトイ専門店「gashacoco(ガシャココ)」を全国154店舗運営(2026年3月期末時点)し、国内のカプセルトイ市場の約60%の流通シェアを有しています(同社調べ)。2024年10月には、米国でカプセルトイ専門店の運営を開始しています。2027年3月期までに海外で累計20店舗の出店を目指します。
タカラトミー(7867)
★日足チャート(6か月)

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★業績推移(百万円)

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◎会社概要
日本有数の玩具メーカーで「トミカ」「プラレール」「ベイブレード」などが代表的な商品です。「ガチャ」やぬいぐるみなど、インバウンド向けの強化やアミューズメントマシンのアジア展開などに注力しています。
2026年3月期の売上高は過去最高を更新しており、同社予想では今期の売上高、営業利益ともに過去最高が見込まれています。
また、今期の年間1株当たり配当金予想は70円で、前期比6円の増配です。予想配当利回りは1.89%です(※1)。
※1:2026年7月21日の終値参照。
◎日経平均株価、半導体関連銘柄に逆行して上昇
日経平均株価は6月25日、日経半導体株指数は6月22日に終値ベースで年初来高値をつけました(※2)。しかし、以降は下落基調でさえない展開が続いています。
一方、タカラトミーは5月1日に年初来安値(2,496円)を付けて以降は上昇基調で、7月21日も年初来高値(3,732円)を更新しました。
同社は比較的、AI・半導体と関連性が低いと思われ、指数全体や半導体関連銘柄が下落する局面においては利益確定売りなどで溢れた資金の受け皿になっているのではないかと考えられます。
※2:日経平均株価の年初来高値(終値)は72,366円34銭、日経半導体株指数は同36,378.32ポイント。
◎今後の展開とリスク
欧米向けの「ガチャ」やアジア向けのBEYBLADE Xなど海外展開を積極化しています。BEYBLADE Xはタイのバンコクで世界大会が開催されるなど、ブランドの定着化が進んでいます。これらが業績に寄与することで、過去最高益の達成と株価上昇が期待されます。
リスクとして原材料のプラスチック価格の上昇、人件費上昇によるコスト増が挙げられます。前期決算説明会では価格転嫁について否定されませんでしたが、コスト増による利益率の悪化には注意を払う必要があると考えます。
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