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株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた

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株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた

(画像=SBI証券)

この記事は2026年9月9日にSBI証券で公開された「株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた」を転載したものです。
掲載記事:株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた
新興株ウィークリー

(画像=SBI証券)

当ページの内容につきましては、SBI証券 投資情報部長 鈴木による動画での詳しい解説も行っております。東証グロース市場・スタンダード市場の中小型株を中心に、好業績が期待される銘柄や、投資家の皆様が気になる話題についてわかりやすくお伝えします。

新興株ウィークリー※YouTubeに遷移します。

株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた

今回は「株主優待」と「高配当」をテーマに銘柄を探ります。

株主優待銘柄を探していて、「●か月以上継続保有の株主に限る」などの条件が付いていて、「優待がもらえるのはかなり先の話だな」と、がっかりすることは少なくないと思います。

「せっかく株を買ったなら、少しでも早く株主優待が欲しい」と皆さん思うんじゃないでしょうか?

そこで今回は継続保有の条件が付いていない、または、継続保有の条件が付いているが初年度から株主優待がもらえる、9月権利確定の銘柄だけを集めてみました。

さらに「配当利回りの高さ」も条件に加えています。東証スタンダード市場の予想加重配当利回りは2.38%です(QUICKデータより。2026年9月7日時点)。掲載銘柄は、これを上回る予想配当利回り3.50%以上の銘柄としており、「高配当」という表現は妥当であると考えられます。

東証スタンダード市場の銘柄は比較的、割安な銘柄も多いため、思わぬところで魅力的な銘柄に出会えるかもしれません。

※株主優待の内容は2026年9月8日作成時点のものです。優待内容は変更される可能性があり、お取引の際は企業のWEBサイトなどで最新の情報をご確認ください。

重要な注意点 ~つなぎ売りを利用した場合の「配当金(現物と信用)受け払いの差額」~

※権利付き最終日の大引け時点でつなぎ売りをしている場合、現物については税金が差し引かれた配当金(配当金の約80%)を受取り、一般信用売り建玉については配当落ち調整金(配当金の100%相当)をお支払いいただきます。したがいまして、配当金の約20%相当の差額をお客さまにご負担いただくことになります。 ※権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで信用売建玉がある場合、権利落ち日に予想配当金相当額(予定配当調整金)をあらかじめ委託保証金現金から拘束させていただき、配当金が確定後に拘束金から支払いを行います。信用売建玉に対する支払予定配当金相当額合計(予定配当調整金合計)は、ログイン後ページ内「口座管理」>「信用建余力」>「建余力・追加保証金」の「増担保・配当調整金」に表示させていただいております。

【銘柄一覧】株主優待と高配当のダブルで注目 9月権利確定の銘柄を集めてみた

銘柄一覧

※会社公表資料、QUICKデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄コード順に掲載。


(画像=SBI証券)

★スクリーニング条件
1.東証スタンダード市場に上場
2.9月が株主優待の権利確定月
3.会社予想配当利回りが3.50%以上
4.前期の純利益実績が黒字
5.取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄を除く

掲載銘柄の中には日中の出来高が少なく、流動性が低い銘柄があります。
取引の際には流動性、板情報にご注意ください。

掲載銘柄を詳細に解説!

大成温調(1904

空調、換気、給排水衛生、電気など各種設備の設計・施工管理を手がけています。工場や官公庁舎、商業施設などの環境を支える事業です。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上高は前期比増収となるものの、営業・経常利益では減益を見込んでいます。資機材価格、人件費の上昇によるコスト増や将来の成長に向けた成長投資10億円が利益を圧迫する恐れがあります。一方で、固定資産売却益により当期純利益は前期比増益が見込まれています。年間の1株当たり配当金の予想は198円(中間99円・期末99円)で前期比19円の増配計画です。


信和(3447

岐阜県海津市に本社を置き、仮設資材の製造・販売・レンタルや工場で利用されるパレットなどの物流機器の製造・販売を手掛けています。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上収益・営業利益・税引前利益は前期比増収増益が見込まれ、いずれも過去最高を更新する見通しです。仮設資材価格の高止まりから、施工・レンタル領域が拡大し、安定成長に寄与しています。年間の1株当たり配当金の予想は36円(中間18円・期末18円)で、前期比2円の増配計画です。


日本化学産業(4094

薬品・建材の製造・販売を手掛けています。薬品事業では光学・精密機器、エレクトロニクス、電池材料などの用途で利用される薬品を製造しています。建材事業では外装のデザイン性と防水・防火性能、通気をバランスよく備えた防火通気見切縁を提供しています。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上高は前期比増収、各段階利益は減益見込みとなっています。薬品事業では、リチウムイオン電池の正極材の製造受託が2026年8月中旬に終了し、業績に影響が出る見込みです。一方、8月6日発表の第1四半期の建材事業の業績は、増収効果によって前年同期比で営業増益となっています。年間の1株当たり配当金の予想は90円(中間45円・期末45円)で、前期比据え置きとなっています。


NCD4783

システム開発事業、サポート&サービス事業、パーキングシステム事業を手掛けています。具体的には、バックオフィス業務を支援するERPパッケージ「奉行シリーズ」の提案や、クラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」の導入支援、駐輪場の導入・管理・運営などを行っています。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上高、営業利益は前期比増収増益の見込みです。年間の1株当たり配当金の予想は120円(中間60円・期末60円)で、前期比据え置きとなっています。同社は中期経営計画「Vision2029」で累進配当(※1)を導入しており、株主還元を強化する姿勢が窺えます。

※1:累進配当とは配当を減らさずに、据え置き、または増配を続けていく配当方針のことです。


スペースシャワーSKIYAKIホールディングス(4838

ライブイベント、ライブハウスの運営、ファンクラブサイトの運営、グッズ・チケット販売などを手掛けるエンタメ・IT企業です。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上高、各段階利益ともに前期比増収増益が見込まれています。年間の1株当たり配当金の予想は30円(中間15円・期末15円)で前期比5円の増配計画です。同社は2026年3月期から2028年3月期の中期経営計画期間中は、配当性向40%から50%を目標に、累進配当を継続することを基本方針としています。


扶桑電通(7505

電話音声、LANのネットワーク構築、業務システムの設計・開発・保守、病院などの施設のネットワーク敷設工事などを手掛けています。

同社は9月決算であり、2026年9月期の会社の業績予想に対する第3四半期までの進捗は、売上高が80.0%、営業利益は97.3%になっており、好調といえます。2026年9月期の1株当たり中間配当金は7円50銭でした。期末配当は81円50銭が予想されており、年間あわせて89円の予定です。

同社は2025年10月1日を効力発生日とする株式分割による投資家層の拡大や株主優待の実質的な拡充、配当性向の引き上げを行い、個人株主への還元強化を進めています。


キムラユニティー(9368

物流サービス、モビリティサービス、情報サービス、人材サービスを展開しています。具体的には、システム開発による倉庫内物流の「視える化」や物流センターの運営、車両リースなどを行っています。

2027年3月期の会社の業績予想について、売上高、各段階利益ともに前期比増収増益の計画です。2026年3月期の実績では売上高、営業・経常利益がそれぞれ過去最高を更新しています。今期についても過去最高の業績を見込んでいます。年間の1株当たり配当金の予想は38円(中間19円・期末19円)で前期比4円の増配計画です。配当については今期で9期連続の増配を予定しており、近年は実質的に累進配当となっています。



【最低限チェックしたい株主優待のポイント】

最後までレポートを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は株主優待銘柄を買い付ける際に、最低限押さえておきたいポイントを簡単にご紹介します。


1,株主優待を獲得するのに必要な株数
銘柄ごとに株主優待を獲得するのに必要な株数が決められています。例えば「500株以上保有の株主に贈呈」という条件が付いているのに、300株しか保有していない場合は、株主優待をもらうことができません。


2,株主優待を獲得するのに必要な継続保有期間
一部の銘柄には継続保有期間を条件に付けているものがあります。例えば「6か月以上継続保有している株主に贈呈」という表記がある場合は要注意です。

また、株主番号が同一である必要があるため、一度株式を売却して買い戻したとしても継続保有の条件をクリアできないので、注意が必要です。


3,権利確定月とスケジュール
株主優待をもらうためには、権利確定月の権利確定日に株主名簿に投資家の名前が記載されている必要があります。

つまり、2026年9月末権利確定であれば、最終営業日の2026年9月30日が権利確定日です。株式の受渡日数を考慮すると、2026年9月28日の日中立会までに株式の買付を約定させる必要があります。

株主優待をもらうためには、いつまでに株式を買えばいいのかは、忘れずに確認しましょう。


4,できれば会社の業績も見てほしい
1から3までのポイントは必ず確認してほしいのですが、できれば会社の業績も確認してください。

赤字が継続している会社は、株主優待をやめてしまったり、優待内容を改悪する場合があります。

これらのアクションは株価急落のきっかけになる場合があるので、注意が必要です。


最後に優待内容は変更される場合があります。魅力的な優待銘柄を「ガチホ」する場合でも、定期的に優待内容や企業業績のチェックは行うことをおすすめします。

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