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アメリカNOW!~原油高騰による押し目で狙う!米国アナリストが強気の銘柄群~

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アメリカNOW!~原油高騰による押し目で狙う!米国アナリストが強気の銘柄群~

(画像=SBI証券)

この記事は2026年3月9日にSBI証券で公開された「アメリカNOW!~原油高騰による押し目で狙う!米国アナリストが強気の銘柄群~」を転載したものです。
掲載記事:アメリカNOW!~原油高騰による押し目で狙う!米国アナリストが強気の銘柄群~

先週の米国株式市場は、米国、イスラエルのイランに対する攻撃が原油価格の上昇を招いて下落しました。今週の株価材料として、中東情勢と原油価格の行方、2月消費者物価指数、オラクルとアドビの決算発表が注目されます。

今回はスクリーニングによってアナリストが強気で見ていると考えられる銘柄から、アリスタ ネットワークス(ANET)ウエスタン デジタル(WDC)サンディスク(SNDK)コンフォート システムズUSA(FIX)アプライド マテリアルズ(AMAT)を選んでご紹介いたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

イラン攻撃が長期化する可能性から原油価格が急騰、経済や株式相場に対する悪影響が懸念されて、下値支持帯として期待された「雲」を下抜けました。移動平均線は6,838ポイントの100日移動平均線を割り込み、次の下支えと期待されるのは6,582ポイントにある200日移動平均線です。

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

先週の米国株式市場

S&P500指数は週間で2.0%、ダウ平均は3.0%、ナスダック指数は1.2%の下落でした。原油のWTI先物価格が1バレル67ドル前後から90ドル台に急騰して相場の下落要因になりました。

核協議で十分な譲歩を得られないと判断した米国が2/28(土)にハメネイ師を殺害して、米国、イスラエルによるイランへの攻撃が始まりました。米国の情報によるとイラン国内の2,000ヵ所以上が攻撃対象になったとされます。イランも湾岸諸国の米軍施設を中心にドローンやミサイルで反撃しています。

中東地域全体に攻撃の応酬が続く中でホルムズ海峡が実質的に閉鎖状態となり、ホルムズ海峡が通行できないと湾岸諸国の原油の大部分の供給が止まってしまうために原油価格の上昇圧力になっています。ホルムズ海峡の閉鎖が長引くと各国の原油貯蔵施設もいっぱいとなって、原油生産も止まり始めていることから、さらに価格上昇圧力となっています。

原油価格の上昇はインフレ期待を高めるため、これ自体が株式相場にはマイナス要因になります。また、原油価格上昇はガソリン価格の上昇を通じて消費を抑えて、米国経済への悪影響も懸念されています。

業種指数では、原油価格上昇を背景にエネルギーのみ上昇しました。ソフトウェア株の反発で情報技術は小幅な下落にとどまりました。テクノロジー株が軟調な中でこれまで買われていた素材、生活必需品、資本財・サービスなどの下落が大きくなっています。個別銘柄では、騰落率上位にこれまでAI脅威論で売られていたソフトウェア株が並びました。

今週の米国株式市場

イラン情勢に収束の兆しが見えず、週末のWTI先物価格は1バレル100ドル台に上昇、一時110ドル台を付けています。インフレ上昇懸念、景気への悪影響の懸念から株式は下落が続きやすい地合いです。

一方、イランでは殺害されたハメネイ師の次男、モジタバ・ハメネイ師を次期指導者に選出しました。事態収拾に向けて米国とイランで話し合いができるか注目されます。

今週の株価材料として、中東情勢と原油価格の行方、2月消費者物価指数、オラクルとアドビの決算発表が注目されます。

中東情勢は、交戦が長期化することによる景気への影響が懸念され始めていますので、あとどれくらいの期間で終息できるかが注目されます。原油価格の上昇は、米国の個人消費に悪影響を及ぼす懸念があるほか、インフレ上昇による利下げ期待の後退で相場にマイナスに寄与する可能性があります。米国政府は原油価格の上昇を抑える必要を理解していますが、有効な対策を打ち出せるか注目です。

2月消費者物価指数は、総合指数が前年比+2.4%(前月は同+2.4%)の予想。コア指数は同+2.5%(前月は同+2.5%)の予想です。1月分に続いて物価の落ち着きを示す見通しですが、足もとで原油価格が変動しているため、決定的な要因にはなりづらい可能性はあるでしょう。

オラクルはAIデータセンターへの過剰投資が懸念されている銘柄、アドビはAIによる製品の代替が懸念されている銘柄です。どちらもテクノロジー株の物色に影響を与える可能性があります。

経済指標では上記のほか、3/10(火)に米国の2月中古住宅販売件数(前月比-0.8%の予想)、3/13(金)に米国の1月個人消費支出物価指数(総合指数は前年比+2.9%の予想、前月は同+2.9%、コア指数は同+3.1%の予想、前月は同+3.0%)、10-12月期実質GDP改定値(前期比年率+1.4%の予想)、3月ミシガン大学消費者信頼感(前月の56.6から55.3に悪化の予想)などの発表が予定されています。

企業決算の発表では上記のほか、ヒューレットパッカードエンタープライズ、ダラーゼネラルなどが予定されています。

今週の5銘柄

今回は10-12月期決算、11-1月期決算がほぼ出切ったタイミングで、米国の企業アナリストが強気で見ている銘柄をご紹介いたします。足元の株式相場は下落していますが、イラン情勢に収束の兆しが見えて、原油価格が落ち着きを見せると、ファンダメンタルズの裏付けのある銘柄が主導して反発すると期待されます。

S&P500指数採用銘柄を対象に、以下の条件でスクリーニングを行いました。

【スクリーニング条件】

(1)過去3ヵ月のアナリストによる目標株価修正率が5%以上

(2)過去3ヵ月のアナリストによる通期EPS修正率が5%以上

(3)目標株価乖離率がプラス(目標株価>現在値)

(4)時価総額が500億ドル以上

図表4に抽出された銘柄を見ると、データセンター投資拡大から恩恵を受けている銘柄群が目立ちます。これらの銘柄群から、アリスタ ネットワークス(ANET)、ウエスタン デジタル(WDC)、サンディスク(SNDK)、コンフォート システムズUSA(FIX)、アプライド マテリアルズ(AMAT)を選んでご紹介いたします。

図表3 目標株価修正、EPS修正を中心としたスクリーニング(S&P500指数採用銘柄対象)

図表3 目標株価修正、EPS修正を中心としたスクリーニング

注:データは3/4(水)時点です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

図表4 今週の5銘柄の投資指標

図表4 今週の5銘柄の投資指標

注:予想PERは今期予想EPSに基づいて計算しています。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

今週の注目銘柄

今週の注目銘柄

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。使用した予想EPSの決算期は、いずれも2026年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

主要イベントの予定

主要イベントの予定

注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1~30位、青字のハイライトは31~50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

(画像=SBI証券)

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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