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Special Talk 稲本潤一×ファーストパートナーズ アスリートであり続けるために金融ができること

稲本潤一

17歳でJリーグデビューを果たし、43歳となった今も現役サッカー選手として活躍を続けている、サッカー元日本代表の稲本潤一さん。今回実現した特別対談では、日本金融のベストパートナーとして夢を実現しようとする人を応援し続ける株式会社ファーストパートナーズ代表取締役の中尾剛さんが、稲本選手の本音に迫ります。

稲本潤一

人々に元気や勇気を与え、影響を及ぼす日本のスポーツ市場の拡大に向けて

中尾

FIFA ワールドカップカタール2022 で、日本は強豪国を破りベスト16入りを果たしました。長友選手のコメントにもありましたが、個を生かしながらチームとして「一体感」を築くには、どんなことが必要だと思いますか?

稲本:

「同じ目標に向かってプレーする」ということ。組織としての一体感を出すために、長友選手や吉田(麻也)選手、川島(永嗣)選手といったベテラン選手たちが先頭を切って一体感をつくり出していたと感じましたね。

中尾:

稲本さんはご自身のサッカー人生の現在地をどのように捉えていますか?

稲本:

サッカー界が変わって地域クラブが増えたおかげで、サッカー選手の寿命は確実に伸びています。加えて、僕が長く続けられているのは周りの人のおかげですね。ファーストパートナーズさんはなぜスポーツ事業を始めたんですか?

中尾:

グローバルに見て、日本のスポーツ市場は小さく、もっと多くの企業がスポンサーとしてスポーツビジネスに関わって規模を拡大すべきだと感じていたんです。そうすればチームが存続できるし、アスリートが活躍する環境も整えられる。弊社がスポンサー活動をすることで、少しでもそのサポートができたらという強い思いがあります。

稲本:

アスリートの存在価値は、プレーを見て楽しんでもらったり、普段の生活や仕事のモチベーションになったりというところに尽きると思っています。そしてスタジアムに人が集まれば、チームだけでなく地域の活性にもつながっていく。企業がサポートしてくれれば、そうしたスポーツの力をもっと生かすことができます。私自身、人々に影響を与えられる仕事を職業にできているのは幸せなことだと思っています。

金融リテラシーが高い海外アスリート資産運用で豊かなセカンドキャリアを

中尾:

米国や欧州では、アスリートたちの金融リテラシー(金融や経済に関する知識や判断力)が非常に高いのですが、日本もそうあるべきです。現役時代から金融リテラシーを上げていれば、選手寿命を長くできるだけでなく、セカンドキャリアでもスポーツビジネスでの活躍が可能になるなど、ポジティブな効果が表れてくるのではないでしょうか。

稲本潤一

©南葛SC / 松岡健三郎

稲本:

若い頃はお金の価値がわかっていなかったので、ただ銀行に預けていただけ。サッカーで自分がどれだけ上に行けるかということしか考えていませんでした。でも、資産があればそれだけ選択肢が増えるのは間違いありません。若い頃から金融などの知識を増やしたり、将来に向けて準備をしたほうが絶対に得だと思います。とはいえ、もちろんリスクはある。ファーストパートナーズさんのような会社が知識を授けてくれるなら、絶対に選手たちは興味を示すと思いますよ。

中尾:

アスリートが金融関連のトラブルに巻き込まれることも少なくありません。医療においてセカンドオピニオンという考え方があるように、投資の話があったときにそれは事実なのか、金融的なロジックがあるのかなどを専門家に相談できれば、自身の投資に納得感が増します。そうした感覚で私たちを利用してもらえたらうれしいですね。稲本さんはイングランドをはじめ海外でのプレー経験も豊富
ですが、海外のアスリートの金融に対する考え方はどうでしたか?

稲本:

海外のトップリーグで活躍している選手たちには、ただお金を銀行に預けておくという人はほとんどいないと思います。資産運用が当たり前の文化として根付いていて、銀行から資産運用を持ちかけられることもありました。元チームメイトのInstagram を見ると「どこからお金が出ているんだろう?」と思うような優雅な生活をしていたりするので、おそらく資産をうまく運用しているんでしょう。

中尾:

お金に対するリテラシーが日本とだいぶ違いますね。

資産運用から生み出されたものが社会貢献につながる流れをつくろう

中尾:

今、弊社とお付き合いいただいていますが、大手の金融機関からもアプローチがあったと聞いています。決め手は何だったのでしょうか?

稲本:

所属しているマネジメント会社の社長からの紹介だったので信頼できたというのもありますし、実際に話を聞いて、可能性を感じました。僕にとって担当してくれる人もすごく大事で、人柄なども含めて決めさせてもらいました。

中尾:

それはうれしいですね。私たちは、金融だからこそ人と人との関係をとても重視しているんです。今後も、スポーツ界での認知度を高めていきながら、アスリートの資産形成を質の高い提案でしっかりサポートしたいと考えています。

稲本:

現役を引退すると収入が変わります。今持っている資産をどのように運用していくのか、僕にとってはファーストパートナーズさんとのお付き合いがこれからより大事になってくると思います。これからもよろしくお願いします(笑)。

中尾:

はい!しっかりサポートさせていただきます!投資に対する考え方はさまざまで、金利を得るために投資をする人もいれば、ベンチャー企業に投資することで成長をサポートする人もいます。投資をするからにはこういうことをしたいという思いはありますか?

稲本:

僕自身、まだそこまで考えられていませんが、自分が投資することで社会貢献ができるようなことを一緒に見つけていけたらすごくやりがいになりますし、気持ちよく投資できるかなと思いますね。例えば、海外のサッカーチームに投資をして、チームの運営費や選手たちの給料になるというのは魅力を感じます。

中尾:

これから投資をしようとしている方に向けて、メッセージをいただけますか?

稲本:

お金に対してはいろいろな考え方がありますし、損したくないという思いもあって積極的に動きにくいものですよね。でも、ファーストパートナーズさんは金融のプロフェッショナルとしてそうした不安を軽減してくれる、とても信頼できる会社だと思います。

これからもっと多くの人がお金を運用して、そこから生み出されたものが社会貢献につながっていけば、経済が活性化するだけでなく、誰もが暮らしやすい社会が実現できます。プロのスポーツ選手はもちろん、企業に勤めている人も今もらっている給料が永遠に続くわけではありません。僕みたいに40歳を過ぎてから資産運用に興味を持つのではなく、早い段階からお金のことを考えて、資産形成そして資産運用などによって地域や社会に貢献できるような取り組みを見つけてほしいですね。

本資料は金融とスポーツに関する対談であり、特定の金融商品の購入を推奨するものではございません。
FPメディア編集部

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