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Special Talk 森重 真人×ファーストパートナーズ プロアスリートとして競技に集中できる環境をつくりたい!

森重 真人

Jリーグ通算450試合出場を誇るベテランDF・森重真人選手。日本最高峰の舞台で長く第一線を走り続ける背景には、日々の努力の積み重ねと、意外にも「資産形成」の考え方があった。
プロアスリートとしてのキャリアと並行して、将来を見据えた投資にも真摯に向き合う森重選手に、ファーストパートナーズ代表の中尾剛さんが話を聞いた。

努力がすぐ結果に現れるわけじゃないだから努力し続けることが大事

中尾:

J1 リーグ通算450 試合出場を達成しましたが、日本最高の舞台で長く活躍する秘ひけつ訣を教えてください。

森重:

5準備をしっかりして試合に臨むこと。一日一日を全力で過ごすことを積み重ねてきた結果が450試合になりました。分が成長したと実感できた試合があれば教えてください。

中尾:

森重選手にとってFC 東京はどのような存在ですか。

森重:

14 シーズン所属させてもらっているので心から感謝しています。ただ、プロとしての目標のひとつがリーグ優勝なので、それをまだなし得てないことが悔しいというか、情けないというか、複雑な気持ちがあります。

中尾:

憧れた選手はいますか。

森重

J リーグを観戦するより自分がボールを蹴るのが好きだったので、正直いないんです。ただ、広島県出身なのでサンフレッチェ広島のフォワードだった高木琢也さんや三浦知良さんのプレーを見てプロになりたいと思いました。当時、まだ攻撃参加するディフェンダーはいなかったのですが、攻撃も好きだったので、どうやったら点を取れるんだろうと考えながらプレーしていて、これが自分のプレー
スタイルだと思っていました。

中尾:

若い頃からこういうプレーで活躍したいと考えていたんですね。

森重:

試合を重ねながらですね。自分がしなければいけないことがあり、その中で、自分の特徴を出せると思ってやってみたら意外にうまくいきました。当時の監督も周りがしっかりとカバーできるのなら、森重は前に行っていいと言ってくれたので。チームの決めごとの中ではありますが、のびのびとやらせてもらえたことで成長できたのかなと思います。時代とともに戦術やプレーヤー像も変わってきていて、ヨーロッパでも中盤の選手がサイドバックに入ったりといろいろな変化が起きています。こうしたことも、サッカーをする側にしても見る側にしても、サッカーが面白くあり続ける理由の一つかなとは思います。

中尾:

サッカー選手として大切にしていることは何ですか。

森重:

日頃から意識しているのは「継続は力なり」です。ありきたりかもしれませんが、努力したからといって、すぐに結果が出るわけではありません。自分に今、何が足りないのか、必要なものは何なのかというのを考えて、少しずつ取り組んでいくことで最終的にいい結果を得られる。これで成功体験を積んできたので、今も大切にしています。


森重真人

投資は、勉強すると選択肢が増える良い経験も悪い経験も自分の財産になる

中尾:

投資を始めるきっかけは何だったんですか?

森重:

若い頃から投資用の口座は開設していたんですが、何をしていいのか分からなくて。東京に来てから、投資に詳しい人に勉強させてもらいながら、自分もやってみると、こういうことなんだというのが分かり始めて面白くなって
きました。

中尾

どういったところに投資の醍醐味を感じていますか?

森重

何千万も損したなどという話を耳にしていたので、最初は怖いなと思っていたのですが、勉強してみると、そういう話は一部で、着実に資産を増やす方法もあるということが分かりました。では自分はどれを選べばいいのか。勉強しながら選択肢を増やしていくのが面白いですね。難しさを感じた経験もあったし、意外にこういうことができるんだと思ったこともあります。そういうことを経験しな
がら自分の財産にしていくのが醍醐味です。


森重真人

自分のライフスタイルに合った投資の方法を見つけよう

中尾:

20 ~ 30 年続いたデフレの時代からインフレの時代に突入しています。インフレだと物価が上がるので、金利が低い預貯金だけでは財産が目減りしてしまう。資産運用の重要性が増してきています。

森重:

資産運用がわからず困っているスポーツ選手はたくさんいると思います。そこをサポートしてもらえると嬉しいですよね。「使い過ぎは駄目なんでしょ」、「入ってきた分は貯金すればいいんでしょ」というところで思考が止まっているのかもしれません。まずは金融に関する知識レベルを上げていく必要があると思います。

中尾:

投資先を決める際にどのようなことを重視していますか?

森重:

今はサッカーに集中したいので、株をあまり触らずに放置するというやり方が、自分には合っている。短期売買もやってみたいんですが、ずっと見ていないといけないし、いろんな知識が必要なので、今の自分には難易度が高いと思っています。

中尾:

長期的な視点で、高業績の優良銘柄に投資をするという形ですね。サッカー選手は怪我などのリスクがある仕事です。それなのに、投資でもハイリスク・ハイリターンを選択するとダブルのリスクを抱えてしまう可能性もある。投資については長期的な目線を持つ方が良く、森重選手の考え方は素晴らしいと思います。先日、弊社がFC 東京の選手向けに金融セミナーを開催し、森重選手も参加してくれましたが、どうでしたか?

森重:

ああいう勉強会を若い時に受けたかったので、うらやましいと思います。

中尾:

弊社ではセカンドキャリアで起業される際の戦略をアドバイスさせていただくこともありますが、今だから、知りたいことはありますか。

森重:

不動産投資や起業もやっているので、それをどう大きくしていくのかなどといったプランを聞いてみたいです。

中尾:

ファーストパートナーズの印象はどうですか?

森重:

スポーツ選手とファーストパートナーズとの相性はすごくいいと思います。サッカーに専念するためにもうまくサポートしていただけるとありがたいですね。そしてスポーツ選手の金融リテラシーをもっと上げてほしいと思います。

中尾:

皆さんの期待に応えられるように、全力を尽くします。

本資料は金融とスポーツに関する対談であり、特定の金融商品の購入を推奨するものではございません。

FPメディア編集部

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