アスカネットが変わらずを挟んで5日続伸、28円高の468円を付けた。10日引け後、26年4月期の連結業績予想を発表。最終損益の黒字転換見通しを示し、好感された。
26年4月期の業績は、売上高が75億8000万円(前期比4.4%増)、最終損益は2億6100万円の黒字(前期は2億6300万円の赤字)に転換する見込み。組織体系の変更、事業戦略の修正を図り、新技術の開発を進め、業績の回復を目指す。また、前期に空中ディスプレイ事業において、棚卸資産評価損を売上原価に計上するとともに、減損損失を特別損失に計上した影響がなくなる。期末一括配当は7円(前期実績7円)を予想する。
25年4月期の決算は、売上高が72億6300万円(前期比3.2%増)、最終損益は2億6300万円の赤字(前期は2億1400万円の黒字)に転落した。
11日の終値は、前日比15円高の455円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社