株式新聞ダイジェスト

カーリットが急騰し上場来高値、通期利益予想の上方修正、期末一括配当予想を増額、自己株取得枠で買い人気

 カーリットが急騰、257円高の1780円を付け、10月27日の上場来高値1589円を大きく更新した。12日引け後、26年3月期の連結利益予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額、自己株取得枠の設定を明らかにし、買い人気を集めた。

 26年3月期の業績予想で、売上高は390億円から380億円(前期比2.9%増)に引き下げたものの、営業利益は31億円から35億円(同14.9%増)に増額した。第2四半期累計(25年4−9月)の業績動向を踏まえ、下期も期初計画通りに進ちょくするとしている。期末一括配当予想は、従来の36円から38円(前期実績36円)に引き上げるとした。

 自己株取得枠は、上限50万株(自己株を除く発行済み株式数の2.2%)・5億円。取得期間は11月13日から26年2月27日まで。資本効率の向上を意識した機動的な株主還元を目的に、自己株の取得を決めた。

 26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結決算は、売上高が177億6300万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は15億400万円(同25.9%増)だった。

 13日の終値は、前日比153円高の1676円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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