ココナラが大幅高で3日ぶり反発、前週末比78円高の448円を付けた。前週末11日大引け後、25年8月期業績予想について利益面の上方修正を発表し好感された。
通期の連結業績予想において売上高は従来の95億円(前期比44.2%増)を据え置いたものの、営業利益を1億6000万円から2億4000万円(前期比21.3%減)に、純利益を1億3000万円から2億8000万円(同14.9%増)に引き上げた。
既存事業のマーケットプレイスが順調に伸びている上、「ココナラAIスタジオ」や「ココナラコンテンツマーケット」の新規事業の立ち上げが想定を上回るペースで進ちょくしている。加えて、法人税等調整額(益)約7500万円を計上することも織り込んだ。
一方、同時に発表した第3四半期累計(24年9月−25年5月)の営業利益は2億8800万円(前年同期比3.7%減)だった。今回、上方修正した通期予想を超過しており、今後の業績動向にも注目だ。
14日の終値は、前週末比40円高の410円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社