コンヴァノが3日ぶり反発、前日比28高の218円を付けた。2日大引け後、円建てステーブルコイン(JPYC)を活用したRWA(Real World Assets)の決済・流通支援事業を開始すると発表し好感された。
RWAは不動産、インフラ、再生可能エネルギー、アートなどの実物資産をデジタル証券化し、透明性と流動性を高めることで、従来アクセスが制限されていた資産クラスを広範な投資家層に開放する仕組み。同社は今回、JPYCを活用することにより、RWA市場における決済・配当・二次流通を効率化し、投資家と資産オーナーの双方に対してメリットの提供を目指す。
対象資産は不動産(商業施設、物流拠点、レジデンス)、再生可能エネルギー設備(太陽光、風力、バイオマス)、社会インフラ(下水道、5G通信関連設備)、コモディティ資産(貴金属、エネルギー資源、ネイル関連資材)、アート作品・コレクティブルズ(絵画、彫刻、その他美術品)など。
3日の終値は、前日比28円高の218円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社