ダイワボウホールディングスが7日続伸、298円高の3176円を付けた。5日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)と通期の連結業績予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を6258億円から6400億円(前年同期比23.7%増)に、営業利益を168億7000万円から219億円(同62.0%増)に増額。通期予想では、売上高を1兆2658億円から1兆2800億円(前期比12.6%増)に、営業利益を385億円から435億3000万円(同24.7%増)に引き上げた。第1四半期(25年4−6月)は、ITインフラ流通事業において、企業向けではサービス業、製造業、小売業を中心に需要が拡大し、官公庁向けにおいても地方公共案件を中心に需要を獲得。好調な業績動向に加え、10月に予定されるWindows10のサポート終了に伴うPCのリプレース需要や、GIGAスクール端末のリプレース需要などを織り込んだ。
26年3月期第1四半期(25年4−6月)の決算は、売上高が2906億100万円(前年同期比27.5%増)、営業利益が98億7600万円(同2.3倍)だった。
6日の終値は、前日比245円高の3123円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社