グループウェア大手のネオジャパンが１１日正午、２６年１月期の連結業績予想の上方修正、期末配当の増額見通しを示した。
２６年１月期の業績予想で、売上高を８０億４８００万円から８２億１９００万円（前期比１３．２％増）に、営業利益を２１億６００万円から２４億３１００万円（同２４．６％増）に引き上げた。売上高は、システム開発サービス事業が当初予測を下回る見込みだが、ソフトウエア事業で、前期実施したクラウドサービスの値上げが浸透した。利益面では、利益率の高いソフトウエア事業の売上高が当初予測を上回ることに加え、原価および費用を見直したことも寄与する。期末配当予想は、従来の２１円から２９円（前期実績２６円）に増額し、第２四半期末の２１円（同１４円）と合わせた年間配当は５０円（同４０円）となる見込み。
第３四半期累計（２５年２−１０月）の決算は、売上高が６０億８８００万円（前年同期比１５．２％増）、営業利益が１８億８５００万円（同３６．７％増）だった。
１１日の終値は、前日比７８円安の１８１７円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
