ネットスターズが大幅高で3日ぶり反発、前日比60円高の1060円を付けた。
18日大引け後、同社がスイッチングシステム運用事業者を務めるQRコード決済サービス「JPQR Global」に、17日からインドネシアの統一QRコード決済規格「QRIS(クリス)」が対応したことで、大阪・関西万博のインドネシアパビリオンをはじめ一部の店舗において利用が開始されたと発表し好感された。
「JPQR Global」は日本の統一QRコード決済規格「JPQR」と、諸外国の統一QRコード決済規格との相互連携を実現する仕組み。同サービスのQRコードを設置した店舗では、訪日外国人が自国で利用しているQRコード決済サービスが対応していれば、そのまま使うことができる。7月にはカンボジアの「KHQR」が対応しており、それに続いて、今回、インドネシアの「QRIS」が対応した。
同社はJPQRスイッチングシステム運用事業者として同事業に参画しており、各国の統一規格を運用するスイッチング事業者と、国内アクワイアラ(クレジットカード加盟店とカード会社との間で決済処理を仲介する事業者)とのシングルアクセスポイントとしての機能を提供している。また、海外スイッチング事業者と国内アクワイアラとの精算の役割も担う。
19日の終値は、前日比37円高の1037円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社