胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」やペット用医薬品などを手掛けるラクオリア創薬が前日比150円ストップ高の904円を付け、年初来高値を更新した。27日引け後、子会社のファイメクスが、アステラス製薬との共同研究において、新たに2つの標的を追加することで合意したことを発表し、買い人気を集めた。
ファイメクスはアステラス薬との共同研究において、新たに2つの標的を追加することで合意し、一時金4億円を受領することとなった。さらに、開発候補化合物が同定され、新たな医薬品の製品化に至った場合、マイルストーンとして最大で150億円を上回る金額を受領するほか、製品の売上高に対して1ケタ台の料率ロイヤルティーを受領する可能性があることも明らかにした。
なお、25年12月期の連結業績予想には織り込み済みとしている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社