三菱電機が急伸、354円高の3696円を付け、7月24日の年初来高値3374円を大きく更新した。7月31日引け後、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算(IFRS)を発表。大幅な営業増益で着地し好感された。
第1四半期決算は、売上高が1兆3128億9600万円(前年同期比2.1%増)、営業利益が1119億7200万円(同90.0%増)だった。為替の円高影響があるものの、インフラやライフ、FAシステムの売上増加に加え、子会社の株式譲渡などが寄与。売上高と営業利益は第1四半期としては過去最高を更新した。
26年3月期業績予想は、売上高5兆4000億円(前期比2.2%減)、営業利益4300億円(同9.7%増)を据え置いている。
1日の終値は、前日比154円高の3496円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社