任天堂が急反発、前日比1320円高の1万4265円を付けた。4日引け後に26年3月期の業績と配当予想を上方修正した。
ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の好調を背景に、通期の連結営業利益予想を3200億円から3700億円(前期比30.9%増)に引き上げた。スイッチ2本体とソフトの販売見通しを増額したほか、対ユーロの為替前提を従来の155円から160円に見直した。第2四半期累計(4−9月)の営業利益は1452億円(前年同期比19.5%増)だった。
また同社は、「連結営業利益の33%または連結配当性向50%」のいずれか高い方としていた配当方針の百分率を、各40%、60%に見直した。これに伴い年間配当予想を従来の129円から181円(中間42円、期末139円)に引き上げた。
5日の終値は、前日比805円高の1万3750円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社