中堅総合商社の兼松が4日続伸、54円高の3552円を付けた。23日付けの日本経済新聞は、同社がVR(仮想現実)を使ったフライトシミュレーターなど地上用の訓練システムを練習機と併せて航空自衛隊に納入すると報じ、材料視された。
同紙によれば、同社は航空自衛隊のパイロットの初期段階の訓練に使う地上教育器材を一括で提供。VRや高精度のグラフィックスを使い、機体の操作方法や計器の扱いを学ぶ器材や、飛行中の操作感覚を再現できるシミュレーターなどを提供するという。
23日の終値は、前日比22円高の3520円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社