株式新聞ダイジェスト

前週の流入額上位−「次世代AI株式戦略ファンド」など4ファンドが新たにランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年6月9−13日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、SBI岡三アセットマネジメントが9日に新規設定した「次世代AI株式戦略ファンド」が第4位となったほか、3ファンドが返り咲いた。

 「次世代AI株式戦略ファンド」の純資金流入額は89億円。同ファンドは実質的に、日本を含む世界の次世代AI(人工知能)関連企業の株式に投資する。

 前週トップ10内に返り咲いたのは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」は5月12−16日以来4週ぶり、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」は5月26−30日以来2週ぶりのランクインとなった。

 前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。約442億円の純資金流入となり、前々週(6月2−6日)に続いてのトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・オールカントリー)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」が前々週に続いてトップ10内となった。

 一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」「たわらノーロード先進国株式」「iFreeNEXT FANG+インデックス」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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