株式新聞ダイジェスト

前週の流入額上位−『グロイン・マイルド1年』が今年初のランクイン、3ファンドが返り咲き

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年7月7日−7月11日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、ピクテ・ジャパンの「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)円コース」(愛称:グロイン・マイルド1年)が今年初のランクインとなったほか、3ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)円コース」は40億円の純資金流入となり、第10位となった。同ファンドは、世界の高配当利回りの公益株に投資する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」シリーズの1本。年1回決算型で為替ヘッジを行う。同ファンドのほかには、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・オールカントリー)、「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」がランクインした。順に、6月9−13日以来、1月27−31日以来、6月2−6日以来のランクインとなった。

 前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。504億円の純資金流入となり、前々週(6月30日−7月4日)に続いてトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)が前々週に続いてトップ10内となった。

 一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「ブラックストーン・プライベート・クレジット・JPYファンド(毎月分配型)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」(愛称:世界のベスト)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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