日本動物高度医療センターが前日比700円ストップ高の5520円を付け、上場来高値を更新した。14日大引け後、26年3月期業績予想の上方修正を発表し好感された。
通期の連結業績予想について、売上高を従来の59億6000万円から61億円(前々期比15.6%増)に、営業利益を8億5700万円から10億4000万円(同44.2%増)に引き上げた。小動物の二次診療に対する需要が供給を上回る状況が続く中で、診療プロセス最適化による生産性の向上、医療機器の拡充など、診療受け入れ能力の拡大に努めた効果が出ている。6月には各種コストの上昇を踏まえ、価格改定を実施したが、診療数は特に変わっていないという。
一方、同時に発表した第2四半期累計(4−9月)決算は売上高30億3300万円(前年同期比18.1%増)、営業利益5億9100万円(同68.4%増)だった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社