大成建設は23日、建設現場の施工管理業務を支援する統合プラットホーム「T−iDigital Field」に山岳トンネル掘削作業の進ちょく状況に合わせて坑内の換気設備や掘削土砂搬出用ベルトコンベアなど複数の工事設備を自動で運転制御することができる機能を追加したと発表した。
同社では今回、T−iDigital Fieldの新たな機能として、山岳トンネル掘削作業の進ちょく状況に合わせて複数の工事設備を連携し、自動で運転制御して最適化できる機能を追加した。それにより、坑内の粉じん濃度に応じた換気設備の風量調整や建設現場全体の電力使用量を適切に管理することができ、施工に伴う電力消費量と二酸化炭素排出量の大幅な削減および契約電力量超過防止を実現することが可能になるという。
23日の終値は、前週末比109円高の8429円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社