日経平均株価は10日、前日比448円07銭高の5万6812円01銭と大幅に3日続伸して始まった。さらに上げ幅を1000円近くまで広げた。衆院選の自民党大勝を受けた高市政策の財政拡張期待が根強い中、前日の米国株も堅調に推移したことでリスク選好度が増しているもよう。5万7000円を再び上回ってきた。TOPIX(東証株価指数)も上昇し、前日付けた取引時間中の最高値を両指数とも塗り替えた。
高市首相は9日の会見で、公約を実行に移していく考えを明らかにした。食品消費税を2年間ゼロにする物価高対策ついては、超党派の「国民会議」を設置し夏前には中間取りまとめを行いたいとした。また、改憲への挑戦も表明した。米国市場では9日、NYダウが小幅に続伸し連日で最高値を更新し、S&P500指数はピークに迫った。ハイテク株中心のナスダック総合指数も0.9%高と3指数がそろって上昇。半導体やソフトウェア株が買い優勢となり、AI(人工知能)銘柄のエヌビディアやオラクルが値上がりした。
外国為替市場では、ドル・円は9日の米国で1ドル=155円台半ばまで下落する場面があったが、現在は156円台まで円安方向に戻っている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社