29日前場は日経平均株価が、前日比84円00銭安の5万3274円71銭と3日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同11.84ポイント安の3523.65ポイントと下落した。現地28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、政策金利の据え置きを決定。NYダウが反発し、ナスダック総合指数は6日続伸した。東京市場では、28日の取引終了直前に急速に戻した反動から、売りが先行した。日経平均は午前9時2分に、同368円29銭安の5万2990円42銭を付けた。その後、円安や時間外での米ハイテク株高などを、手がかりに、押し目買いが入り、上げ転換するな場面もみられた。市場では「アドバンテスが荒い値動きとなったことが影響した」(中堅証券)との声が聞かれ、当面は指数寄与度の高い銘柄の値動きに左右される展開も想定される。
東証プライム市場の出来高は12億1290万株、売買代金は3兆8939億円。騰落銘柄数は値上がりが367銘柄、値下がりは1165銘柄、変わらずは66銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち23業種が下落、8業種が上昇、パルプ・紙とその他金融の2業種がほぼ変わらず。前日に急騰した住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、NTT、ソフバンGなどの情報通信株が下落。楽天グループ、リクルートHなどのサービス株や、7&iHD、イオンなどの小売株も安い。TOTO、特殊陶などのガラス土石株や、大日印、任天堂などのその他製品株も軟調。大成建、大林組などの建設株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株も弱い。一方、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、第一生命HD、東京海上などの保険株が高い。
そのほか、エニグモ、冨士ダイス、日精化、旭ダイヤ、ノジマなどが下落。半面、オーケストラ、日精線、スカパーJ、KOA、ソースネクスなどが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社