2日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比160円程度高い4万2350円前後で推移する。きのう1日に大幅続落した反動や日経平均先物が大阪のナイトセッションで上昇したこともあり、買い優勢で取引を開始。戻り待ちの売りに上値は重いもようだが、午前10時ちょうどには、同210円84銭高の4万2399円63銭の高値を付けるなど、堅調に推移する。現地1日の米国株式市場はレーバー・デーで休場。大阪取引所のナイトセッションでは1日清算値比150円高の4万2400円だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落している。AGC、特殊陶などのガラス土石株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株が上昇。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株も高い。郵船、商船三井などの海運株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も堅調。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、アサヒ、味の素などの食料品株もしっかり。一方、JR東日本、JR東海などの陸運株や、三井倉HD、上組などの倉庫運輸株、三井不、菱地所などの不動産株も安い。
そのほか、伊藤園、日ヒュム、Mエンター、IRJHD、ACCESSが上昇。半面、ライドリC、ユニオンツル、エムアップH、ギフティ、メルカリなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時4分時点で、ドル・円が1ドル=147円台の前半(1日は147円06−08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の半ば(同172円42−46銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社