市況(場況)

日経平均は165円安と4日続落、エヌビディア決算控え取引終了にかけ売り優勢=19日後場

 19日後場は日経平均株価が、前日比165円28銭安の4万8537円70銭と4日続落。TOPIX(東証株価指数)も同5.52ポイント安の3245.58ポイントと下落した。前日に大幅下落した反動で買い先行スタートしたものの、戻り待ちの売りに押され下げ転換。日経平均は午前9時19分に同467円68銭安の4万8235円30銭を付けた。現地19日の取引終了後に発表される米半導体大手エヌビディアの決算を控え、模様眺めが強まった。一時上げに転じたものの、買いが続かず不安定な値動きとなる場面がみられた。取引終了にかけてはポジション調整の売りに押され下げ転換。クロージングセッションで下げ幅を拡大する格好となった。

 東証プライム市場の出来高は24億6906万株、売買代金は6兆5429億円。騰落銘柄数は値上がりが670銘柄、値下がりは872銘柄、変わらずは71銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち17業種が下落、16業種が上昇した。ディスコ、菱重工などの機械株や、SUMCO、洋缶HDなどの金属製品株が下落。ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株や、TOPPAN、任天堂などのその他製品株も安い。日立、ソニーGなどの電気機器株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も軟調。AGC、ガイシなどのガラス土石株や、オリンパス、HOYAなどの精密機器株も弱かった。一方、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株や、イオン、ファストリテなどの小売株が上昇した。

 そのほか、ヨシムラFH、LinkUG、JUKI、ビジネスE、RSTECHが下落。半面、洋エンジ、日油、すかいらくH、ユニチカ、JESHDなどが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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