市況(場況)

日経平均は182円安と3日ぶり反落、売り一巡後は下げ渋る=7日前場

 7日前場の日経平均株価は、前週末比182円47銭安の3万9628円41銭と3日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同12.59ポイント安の2815.36ポイントと下落した。現地4日の米国株式市場は、独立記念日で休場。前週末4日に底堅い値動きだったものの、トランプ関税の猶予期限や新たに示される可能性がある関税率も意識され、朝方から売りが先行。日経平均は午前10時9分に、同271円09銭安の3万9539円79銭を付けた。売り一巡後は、リバウンド狙いの買いなどで下げ渋る展開となった。

 東証プライム市場の出来高は6億3162万株、売買代金は1兆6891億円。騰落銘柄数は値上がり745銘柄、値下がりは827銘柄、変わらずは54銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇した。INPEX、石油資源などの鉱業株や、古河電工、住友電工などの非鉄金属株が下落。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も安い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株も軟調。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も弱かった。一方、イオン、ファストリテなどの小売株や、リクルートH、セコムなどのサービス株が高い。

 個別では、アスクル、安川電、SMC、洋エンジ、日産自が下落。半面、円谷FH、Mエンター、インターメス、日ヒュム、Jリースなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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