市況(場況)

日経平均は193円安、米株安で売り先行後も軟調推移=24日前場

 24日前場は日経平均株価が、前営業日比193円36銭安の4万5300円30銭と反落。TOPIX(東証株価指数)も同5.86ポイント安の3157.31ポイントと下落した。現地23日の米国株式市場では、利下げ期待が後退し利益確定売りに押され、NYダウが5日ぶり、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落した。日本株もその動きや円高方向にあることが意識され、朝方から売りが優勢となった。一時持ち直す場面もみられたが買いが続かず、午前10時43分には同288円19銭安の4万5205円47銭を付けるなど、軟調に推移した。

 東証プライム市場の出来高は8億5901万株、売買代金は2兆9382億円。騰落銘柄数は値上がりが649銘柄、値下がりは893銘柄、変わらずは75銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち18業種が下落、15業種が上昇した。AGC、TOTOなどのガラス土石株や、MIXI、リクルートHなどのサービス株が下落。MS&AD、東京海上などの保険株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も安い。伊藤忠、三菱商などの卸売株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も軟調。ソニーG、キーエンスなどの電気機器株や、住友化、日本酸素HDなどの化学株も弱かった。一方、アシックスや任天堂などのその他製品株や、ディスコ、菱重工などの機械株が高い。

 そのほか、月島HD、MARUWA、ネクソン、アズビル、SMSが下落。半面、Eギャランテ、メック、キャリアL、NSD、ipsなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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